十七話 ページ19
一「…ミライ…」
貴「その子の未来が幸せでありますように、って思って…」
駄目っぽい…？
一「はぁ…」
ため息つかれたんだけどなんで！？もしかして他にミライちゃんいた！？
そうやって不安になりながら一松を見ていると、
一「A、ネーミングセンス神だな…由来まであるとか…」
貴「…へ…？」
神…？由来がある…？
一「そろそろ行こうか」
私が状況を飲み込む前にそう言われ、手を引かれた。
〜数分後〜
店長「…鈴木Aさんね…」
今は面接中である。
…私一人で。
貴「お願いします。家計を支えるためにも、ここで働きたいんです…！」
店長「…採用。」
…は！？
え、採用！？早くない！？私まだ来てから3分経つか経たないかだよ！？
それから店長に、来る時間だけ教えられて「詳しいことは明日話すから」と言われ、部屋から追い出された。
一「…早くない…？」
貴「だよね…？…まあいいよ。明日ここに午前9時に来てって言われたから…ついてきてくれない…？なんか一人は不安だし…」
一「っ…いいよ。…まだ時間あるし、どっかいく？」
なぜか一瞬、一松の顔が赤くなった気がしたけど…気のせいかな…？
貴「行く〜！」
一「どこ行きたい？」
貴「ん〜…ぁ！クレープ食べたい！」
一「じゃ、こっち。」
そう言われ、一松に手を引かれた。
〜クレープ屋にて〜
店員「ご注文はお決まりですか？」
一「俺は…苺チョコで。…Aは？」
…何で！？
何で一松こんなに慣れてるの！？二十歳過ぎたニートが日頃からクレープ食べたりしないだろうし…
いや、トド松ならあり得るけど…
もっとキョドったりするかと思ってたよ！
一「A？」
貴「…んぁ？……あ、えっと…チョコレートプリンで…」
店員「かしこまりました。」
そのあと、お会計のときに一松がお金を出してくれた。
よくお金持ってたね…
店員さんがクレープをくれた時、私に向かって『優しい彼氏さんですね』と笑顔で言ってきて、一松も私も顔が赤くなった。
一「い、いや、付き合ってない…」
店員「そうなんですか！？失礼いたしました…！」
いや、そう見られて嬉しいんだけどね…！？一松に失礼だから…ね？
一「まだ行きたいところある？」
そんで切り替え早いな！？
貴「特にない…です…」
一「何で敬語…？あ、さっきの…？」
貴「うるさい…！もう帰ろう…？なんか疲れた…」
さっきから一松の顔がまともに見れない…
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七香(プロフ) - Kaylaさん» ありがとうございます！長らく投稿できてなくてほんとうに申し訳ない……！ (2020年10月29日 20時) (
レス) id: 3861232761 (このIDを非表示/違反報告)
Kayla(プロフ) - 好きだわぁ (2020年10月23日 22時) (レス) id: d95ae3be52 (このIDを非表示/違反報告)
七香(プロフ) - カトッティさん» おそ松さん面白いですよね！この作品見てくれて嬉しいです！ (2020年3月10日 9時) (レス) id: 3861232761 (このIDを非表示/違反報告)
カトッティ - 小５(新小6）です！おそ松さんって面白いよね！ (2020年3月9日 10時) (レス) id: 34b53ab7a7 (このIDを非表示/違反報告)
七香(プロフ) - ことみさん» 神なんてそんな…！お褒めの言葉、ありがとうございます！更新、できるだけ頑張るので、これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2019年7月31日 13時) (レス) id: 3861232761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七香 x他1人 | 作成日時：2019年4月4日 19時
