十話 ページ12
〜一松side〜
…何この状況…
Aが俺にくっついてきたんですけど…！？
…寒いのか…？端だし…
俺はAを抱きしめてみた。そうすればもう少し暖かくなる気がしたから。
…俺みたいなのに抱きしめられるの嫌じゃないかな。
貴「えっ…？」
一「どうしたの？寒い？」
貴「あ……はい。ごめんなさい。迷惑ですよね」
全然迷惑じゃない
っていうかA真っ赤。熱そうだけど…
離れようとしないし、いいか…
一「…別に迷惑じゃない…ねぇ、寝れないし、少しだけ話付き合ってよ」
Aの好きな物とか知りたいし…
貴「…分かりました。」
…でも何話そう？……あ、猫って好きかな
一「Aってさ、猫好き？」
貴「好きですよ。気まぐれなところとか…」
好きなんだ…じゃあ猫のたまり場とか、誘ってみよう…
一「そうなんだ。じゃあ明後日とかに猫のたまり場行かない？」
貴「行ってみたいです…！」
Aはこちらを見て目をキラキラさせながら言う。
…可愛い…
一「じゃあ決定」
あれ…？これってデートじゃ…？
…いや、付き合ってもないし、そんなことないか。
一「…A」
貴「…何ですか？」
…なんか、敬語で接せられるのってむずかゆい…
一「敬語、やめてくれない？なんか、変な気分…」
貴「いや、でも年上ですし…」
一「俺がいいって言ったらいいの。あ、兄さんたちは許可もらってないから敬語でいいと思うよ」
許可もらってないのもあるけど…なんか、俺とだけ親密になった感を見せつけるの面白いじゃん。
貴「…じゃあ、名前は…？」
名前…？さんをつけるかつけないか…？
一「…呼び捨てでいいよ。」
貴「じゃあ一松…」
顔がさらに赤くなった…！可愛い…
…心臓の動く音が大きくなった気がする…速さも…
Aには聞こえてない…よね？
あ、それより話さないと
一「何…？」
貴「…このまま寝てもいい…？」
Aは上目遣いで聞いてくる。
このまま…って…抱きしめたまま…！？
一「…抱きしめたまま…？」
貴「ｺｸｺｸ」
首を縦に振って答えてくれた。
いいんだけど…心臓が持たない…
一「いいけど…もう寝る…？」
貴「うん、ありがとう…おやすみ。」
Aは笑顔でそう言って、すぐに寝てしまった。
この後、何度も寝ようとしたが、Aの笑顔が頭に焼き付いて寝れなかった。5時ぐらいまで起きて、やっと寝れた…
勿論、抱きしめたまま。
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七香(プロフ) - Kaylaさん» ありがとうございます！長らく投稿できてなくてほんとうに申し訳ない……！ (2020年10月29日 20時) (
レス) id: 3861232761 (このIDを非表示/違反報告)
Kayla(プロフ) - 好きだわぁ (2020年10月23日 22時) (レス) id: d95ae3be52 (このIDを非表示/違反報告)
七香(プロフ) - カトッティさん» おそ松さん面白いですよね！この作品見てくれて嬉しいです！ (2020年3月10日 9時) (レス) id: 3861232761 (このIDを非表示/違反報告)
カトッティ - 小５(新小6）です！おそ松さんって面白いよね！ (2020年3月9日 10時) (レス) id: 34b53ab7a7 (このIDを非表示/違反報告)
七香(プロフ) - ことみさん» 神なんてそんな…！お褒めの言葉、ありがとうございます！更新、できるだけ頑張るので、これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2019年7月31日 13時) (レス) id: 3861232761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七香 x他1人 | 作成日時：2019年4月4日 19時
