【H×H】ちょっと待ってください。これってまさかHUNTER×HUNTERの世界にトリップしちゃった感じですか？２ (ページ6)

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第54話ページ6

貴方「ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｯ!!」

なぜ僕が自分の部屋の中で奇声を発しているのか
教えよう!!それは…
クルタ族が皆殺しになる1週間前だからなのだ。

貴方「ｷﾞｬｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ!!」

1年経つの早くない？なんでこんな早いの。
いやね，何もしてこなかったわけじゃないよ
念能力は"怒らなかったら"ちゃんと制御できるし
蜘蛛のメンバー２,３人は殺せるぐらい強くなった。
今年に入ってから僕の念能力使って
クロロにクルタ族の情報を渡らないようした。
……なのにｯ

貴方「あのプリン野郎どっから情報拾ってくんだよぉぉぉｯ！」

僕の知らんないうちにクルタ族の情報が渡ってた。

僕は枕を扉に叩きつけた。

これでみんなHappy Endのルートは
完全になくなってしまった。
今1番最善策なのは原作通りに進むこと。
クルタ族は死んでしまうかもしれないけど
クラピカだけは絶対に死なせてはいけない。
重要人物だし，僕の天使ゴンの友達だからね☆

貴方「でもなぁ，あと1週間。何ができるかな。」

とりあえずノートにまとめていることを見た。
僕のノートには日本語で色々な作戦を書いている。
人生なにが起こるか分からない。
こうして色々な作戦を立てることで問題が発生してもすぐに対処出来るようにしてあるのだ。

貴方「まぁ。なるようにしかならないよな。」

だがこんなに作戦を立てていても
予想外のことが必ず起きるものだ。

前に1度フェイが僕の部屋に侵入して
僕のノートを見てしまったのだ。
その時はハンター語の練習にもなるから
ハンター語で書いていたので
フェイに拷問の練習台にされそうだった。
まあ記憶を凍らせたから何とかなったんだけど。
その後から日本語で書くようにした。

貴方「とりあえずその日はずっとクラピカを見張ってるしかないか…。僕が蜘蛛を裏切るか裏切らないかはクラピカの行動しだいって事になるな。」

なんでクルタ族を全員助けないのかって？
リスクが多いし大きいからね～。
普通に考えて1人じゃ無理だし。
それと作戦実行時は
あまりメンバーには遭遇したくない。

僕は皆殺しには参加しない。
僕はシズク，コルトピ，ボノレノフとお留守番なんだけどアジトを抜け出してクラピカを見張る予定。

貴方「八つ当たりしてこよっと♪」

僕は部屋を出た。