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第70話 ページ22

クラピカと一緒に暮らし始めて3年が経った。
クラピカは立派なツンデレに成長し
一人称もオレから私になった。
言葉遣いも もちろん変わり僕に冷たくなった。
まぁ,あたりまえなんだけど。
3年前はあんなに僕について歩いたのに
今じゃ蜘蛛のことを調べるのに必死になって
一緒の家にいるのに顔も見なくなった。

貴方「あんなに復讐はするなって言ったのに…。やっぱダメだったか〜。」

まぁウヴォーとパクは殺させねぇけど。
てか不安なのはそこじゃなくて,
…僕はみんなにさよならが言えないってこと。

貴方「僕はヨークシン編で消える。」

1か月前から予知夢をずっと見るのだ。
何回も何回も同じのを。
こんな事は普通ありえない。
ヨークシンシティで消えてしまうのだ,僕は。
ウヴォーとパクは助けられる。
だけど,さよならを言える時間が無い。
僕は何も言えず終わってしまう。

貴方「はぁ…。」

そういえばクラピカにはまだ言ってねぇな
この世界の人間じゃないってこと。

貴方「はぁ……。」

ダメだ。ため息しか出ない。

そんなことを考えてると家のドアが開いた。

クラピカだろうか…?

僕はドアの方を見る。

?「やぁ,久しぶり。」

貴方「oh......。」

4年ぶりですね,イルミさん。
髪の毛伸びました?
すっかり美人さんになって…

貴方「えっと,なぜここに?」

イルミ「Aが今なんでも屋やってるって聞いたから。」

貴方「やってますけど。なんでも屋なんて他にありますよ。なんで僕なんですか。」

とりあいず僕はお茶を出し席に着いた。
イルミもそれ見て席につく。

イルミ「Aは敵に回すとめんどくさいからね,ビジネスパートナーになりたくて来た。」

貴方「どういう意味ですか,それ。」

イルミ「そのままの意味。Aを味方につけとけば,楽だろうし。」

貴方「……。」

イルミ「Aって念能力者でしょ。初めて会ったあの時から。オレできるだけ殺り合うのは避けたいんだよね。」

貴方「分かりました。ですがその前に名前を教えてください。」

まぁ知ってんだけど。

イルミ「ああオレはイルミ。イルミ=ゾルディック。聞いたことあるでしょ,ゾルディックって名前。」

貴方「ええ,もちろん知ってますよ。有名な暗殺一家ですよね。」

イルミ「うん,そう。今日はこれだけ話しに来ただけだから。このあと仕事あるし,じゃ。」

イルミさっさと行ってしまった。

貴方「そういえば2年後にはハンター試験か…。」

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設定タグ:HUNTER×HUNTER , トリップ , 幻影旅団   
作品ジャンル:アニメ
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ルン(プロフ) - 58話 パク「行っきます」になってました!引き続き頑張ってください! (2018年8月23日 14時) (レス) id: 5a407cd1c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小魚 ゆうま | 作成日時:2018年8月15日 22時

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