第61話 ページ13
フィン「冗談だろ。」
貴方「本気だよ。ね,フェイ?」
フェイ「…。」
フェイが睨んできた。
今にも僕を殺しにきそう。
だけどそれ抑えてるように見える。
貴方「そんな睨まないでよ。知ってて何も対策を打たないフェイが悪いじゃん。てかあの時,僕を殺してればよかったのに。」
フェイ「…。」
貴方「なんか言えよ。なんでさっきから睨むだけで殺しにかからないのさ。僕は"裏切り者"だよ。」
フェイ「…。」
やっぱ,もう1度記憶を凍らせるか。
ついでにその邪魔な感情もね。
貴方「もういい,話にならない。僕は裏切り者なんでね,とっととここから逃げさせてもらうよ。」
フィン「そうはさせねぇ。」
フィンが殴りかかってきた。
フェイより遅いなら避けられる。
僕はフィンの攻撃を避ける。
そして素早く後ろに回りこみ
両腕を掴み,折った。
フィン「ぐッ…。」
貴方「邪魔。」
僕はボールを蹴るような感じで
フィンを蹴った。
すると今度はフェイが切りかかってきた。
かかった。
貴方「怖いねぇ,随分とお怒りのようで。」
それでいい。それでいいんだよフェイ。
僕は裏切り者,手加減なんていらない。
フェイ「フィンクスにそこまでする必要あたか?」
貴方「だって邪魔なんだもん。」
フェイ「見損なたよ。」
さっきよりも早い。
だが,避けれないわけじゃない。
貴方「本気でこいよ。何を怖がってんだお前。」
フェイ「うるさいね。ささと殺してやるよ。」
よしッ今だ!!
貴方「はい,アウト〜。」
僕はフェイの頭に触れた。
フェイの動きが止まる。
フェイ「…また記憶を消すか?また逃げるか?」
逃げる…?何言ってんの。
貴方「僕のは記憶を消すんじゃなくて,凍らせて眠らすの。何かきっかけがあれば氷が溶けて思い出すよ。言いたいことはそれだけ?」
フェイ「何年経てもいい,ちゃんと蜘蛛に帰てこい。分かたか。」
貴方「…分かった。」
僕は蜘蛛を裏切ったのだから
帰るなんてことできるわけないじゃん。
どの面下げて会えばいいんだよ。
僕は念能力を発動させた。
凍らせて眠らす記憶は
僕のノートのことと
僕への想いと感情。
フェイは念能力が使い終わる前に一言 言った。
フェイ「ダウトね。」
フェイは目を閉じ眠ってしまった。
貴方「おっと。」
僕はフェイを支えた。
貴方「ごめん君後ろに回ってくれる?」
クラピカは頷き僕の背中に回った。
僕はフェイをお姫様抱っこをした。
そしてこう言った。
貴方「ごめんね,フェイ。」
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ルン(プロフ) - 58話 パク「行っきます」になってました!引き続き頑張ってください! (2018年8月23日 14時) (レス) id: 5a407cd1c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小魚 ゆうま | 作成日時:2018年8月15日 22時