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第60話 ページ12

クラピカのあとを追って結構時間が経った。
クラピカは買い出しをすまし帰る途中だ。

貴方「クルタ族は今頃…」

大丈夫。今のところ原作通り。
このままクラピカが

貴方「…ッ」

息を呑む。
僕が見た景色は
死体と目がない生首だらけの血の海。

貴方「こりゃ復讐もしたくなるわな。てかちょっとキツいなこれ。グロテスク〜。」

今にも吐きそうなのを抑え
クラピカを見ている。
クラピカは泣いている。

ああごめんね,クラピカ。
何もできない僕を許してくれ。

僕はしばらくクラピカの様子を見ることにした。

カサカサ

…音?
音のする方向を見る。
あれはフィンとフェイッ!!
あの方向,まさかクラピカを?

貴方「危ないッ。」

僕は飛び出した。
腕の中にはしっかりとクラピカがいる。
だが…。

貴方「い゛ッ。」

背中を切られた。

クラピカ「?!」

貴方「大丈夫かい君,怪我はしてない?」

クラピカ「あなた,背中が…。」

どうやら僕の心配をしてくれてるようだ。

貴方「僕は平気。元気元気♪」

クラピカ「あいつらは?」

フェイとフィンを指さした。
あっちは僕に驚いているようだ。

貴方「君の仲間を殺した人たちだよ。」

クラピカ「あいつらがッ…。」

クラピカ目が赤くなった。

クラピカ「離せッ。あいつらは許さない絶対に!!あいつらを今ここで殺してやる!!!!」

クラピカが暴れ始めた。

貴方「ちょ,暴れるなって。」

クラピカが僕の腕に噛み付く。

離さねーぞ,おい。

貴方「馬鹿野郎ッ!!」

僕は怒鳴った。つい不良時代の癖が☆
クラピカの動きが止まった。

貴方「あのなテメェらの仲間を殺した相手をテメェが殺せると思ってんのか,あ゛?無理に決まってんだろっだアホ!テメェはな,たまたま今生きてんだよ。その命を今ここで無駄にしてどうする,命はな大切にするもんだッ。あいつら殺したいんだったら強くなってから殺せ!分かったか!!」

いや殺したらダメだけどね?

クラピカ「は,はい!」

貴方「よし,いい子だ。僕に振り落とされないように引っ付いてろよ。」

クラピカは頷,腕と手に力を入れた。

貴方「で,君たち何か用かな?」

フェイ「そいつクルタ族の生き残りね。」

貴方「だから?首切って目を取るのかい。」

フェイ「そうね。」

フィン「てかお前はなんでここにいんだよ。」

貴方「え,なんでだろうねw」

フィン「真面目に答えろ。」

貴方「ん〜裏切りかな?」

フェイ「……。」

フィン「は?」

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設定タグ:HUNTER×HUNTER , トリップ , 幻影旅団   
作品ジャンル:アニメ
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ルン(プロフ) - 58話 パク「行っきます」になってました!引き続き頑張ってください! (2018年8月23日 14時) (レス) id: 5a407cd1c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小魚 ゆうま | 作成日時:2018年8月15日 22時

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