第9話 ページ9
誰かに触れられている感覚
瞳に夕日が差し込めば
もう終電ではないか
なるほど駅員さんが
わざわざ起こしてくれたのか
私はちょこっと頭を下げ
急いで列車から降りた
私が降りたのはすぐそこに街がある場所
その街は小さくも大きくもない
なんというか微妙，パッとしない地味な街だ
街に入れば誰一人歩いておらず
色のない寂しい街だった
さて今日はどうしようか
どこかにいい場所はないか探す
少し歩けば飲み屋だと思われる場所から
人が入っていくのが見えた見えた
気になって中を少しだけ覗けば
それはそれはなんて賑やかで鮮やかなんだろう
外とは違い中には人が沢山いるではないか
すると中から私に手招きをする人がいた
私は首を横に振って断ったが
中へと引きずり込まれ
あっという間に輪の中に
まさか真昼間から飲んでたのか？
だいぶベロベロに酔った人ばかり
周りの様子を見ていれば
次から次へと料理が運ばれてきて
お酒まで注がれてしまった
困ったことになったぞ
何を言っているのか分からなくて
まったく会話には入れないから
こういう語り合う場所は少し苦手だ
しばらくは抜け出せないなと思いながら
私は少しお酒を口にする
うーん，苦いなあ......
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夢女子代表(自称)(プロフ) - まさかのフェイタンとは。続きが気になります！もしまだ続けていたら更新待ってます。 (2022年3月30日 19時) (
レス) id: aabcf1c1c4 (このIDを非表示/違反報告)
つち - フェイタンとの関係がなんか、儚くて、悲しくてずっと読んでいられそうです！非常に続き気になります！ (2021年9月15日 22時) (レス) id: 03f6bf06e7 (このIDを非表示/違反報告)
カナ(プロフ) - 更新してくださってありがとうございます！続きも楽しみにしてるので頑張ってください(p`･ω･´q) (2020年5月30日 19時) (レス) id: 653b7cacce (このIDを非表示/違反報告)
千歳(プロフ) - 更新してくださら、ありがとうございます。続きも大変楽しみです。 (2020年5月30日 19時) (レス) id: 6969ad9b43 (このIDを非表示/違反報告)
小魚 ゆうま(プロフ) - カナさん» ありがとうございます。更新頑張ります！ (2020年5月27日 15時) (レス) id: dbc83365e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小魚 ゆうま | 作成日時：2020年3月29日 21時
