第6話 ページ7
クロロ「ない,というかお前がここにいる理由がなくなったのだ。」
いやだからなんで。
最初にここへ連れてこられた理由をぷりーず。
クロロ「なぜ,という顔をしているな。それはなお前を最初は殺そうと思ってたんだ。電車で建物が崩れていただろう?オレたちはお前がやったんじゃないかと考えたんだ。電車の中なかにはお前だけしかいなかったからな。ここら辺はオレたちの本拠地がある場所だ,もし危害を加えるような奴なら先に排除しようと思ったんだ。」
ふむ,なるほど。
僕をここに連れてきた理由が分かった。
ではその理由がなかったのは?
クロロ「でもその理由がなくなった。お前の持ち物やら色々と調べさせてもらったんだ。その結果お前はオレたちに無害ということが分かった。それにいつの間にか電車は消えていて崩れていたはずの建物が綺麗に直っていたんだ。」
なるほど,なるほど。
不思議なこともあるもんだ。
ところで僕の持ち物とは。
スマホとお財布ぐらいしか持ち歩いて……
スマホか!!!!ということはもしかして僕がトリップしてきたということは分かっているのか?
クロロ「ほらお前のものだ返してやる。」
そう言ってスマホを投げ渡してくれた。
あれお財布は?
クロロ「なんだ他にまだ何かあったか。」
どうやらお財布のことは分からないらしい。
ならいいや。これからどうするか考えねば。
と,その前に異常がないかスマホを確認しないと。
スマホの画面を開き1つずつ確認をしていく。
うん,これといった問題は無い。
…調べさせてもらった?
ということはこの小さなスマホに詰まった
個人情報からあらゆる趣味まで知られたのか?
僕はちょこんと小さく挙手をした。
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小魚 ゆうま(プロフ) - 赤猫・ショコラさん» ありがとうございます!!そう言ってもらえて作者はとても嬉しいです!!!! (2019年9月4日 18時) (レス) id: dbc83365e7 (このIDを非表示/違反報告)
赤猫・ショコラ - 夢主ちゃんのキャラ、私好みで凄い好きです!!あと、話の展開も上手すぎます!!最高でした!! (2019年9月4日 17時) (レス) id: fc979c606b (このIDを非表示/違反報告)
小魚 ゆうま(プロフ) - キラさん» 凄いなんてそんな…ありがとうございます。面白いと思ってくれているのならよかったです。続き頑張ります! (2019年3月25日 10時) (レス) id: dbc83365e7 (このIDを非表示/違反報告)
キラ(プロフ) - 昨日言っていたように読みにきました!やっぱ凄く面白いですね!!私にはこんなに凄いの思いつかないので。また続き楽しみに待ってます!! (2019年3月25日 7時) (レス) id: b207c7ff5b (このIDを非表示/違反報告)
小魚 ゆうま(プロフ) - グレイシアさん» あ。誤字ってしまいました。頑張っていきます。です。 (2019年3月16日 22時) (レス) id: dbc83365e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小魚 ゆうま | 作成日時:2019年3月1日 16時