【H×H】無自覚ループ

第4話 ページ5

貴方「……。」

目が覚めた。ここはどこだ。
床が冷たい。コンクリートかここ。
なるほど僕は今建物の中にいるのか。
あれでも僕さっきまで電車にいたはず
そういえば意識飛ばした気がする。
あ，もしかして人攫い(？)に逃げたのがバレて
倒れているところを見つかったのかな。
それだとかなり危ないな。また逃げなくちゃ。
だけどそれだと疑問が生まれるな。
なんで人攫い(？)は僕を
最初の時みたいに拘束してないんだ。
まぁ逃げることには変わりないが。

貴方「??」

あれ，あれ，あれあれあれ〜？
体が動かない？なんで。
あ，もしかしてまだ体が痺れてるとか。
うん，十分ありえる。意識飛ぶくらいだから。
体が動かないとなると，さて困った。
このままじゃ逃げられない。
うーん，どうしたらいいかな。

僕が頭を悩ませていると
コツコツと足音が聞こえた。
どうやらこちらに向かって来ている。
人攫い(？)は1人じゃなく
どうやら複数人いるようだ。
人攫い(？)たちは僕のいる早に到着すると
僕を囲うようにしてなにか話を始めた。
僕は人攫い(？)がたちがどんな人達なのか気になり
チラッと少しだけ見た。

貴方「……。」

…目を疑った。
僕はこの人たちを知っている。
でもなぜここに。いやなぜここに，は僕の方か。
僕をここに連れてきた人物たち
それは幻影旅団だった。

第5話→←第3話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す