第2話 ミルキ視点 ページ2
ﾐﾙｷ「お前アイツと似てるな。」
貴方「アイツってキルアくんのこと？」
ﾐﾙｷ「そ。」
貴方「えーどこが，全然似てないよ。」
ﾐﾙｷ「似てる似てる，才能あるのに友達だとかそーいうくだらない暗殺者に必要ないものを欲しがるとことか。」
貴方「ふーん。でもやっぱ私とあの子は全く違うよ。あの子は僕よりキラキラしてる，見えない輝きを持ってるよ。それにすごく強い，肉体的にも精神的にも両方ね。」
コイツは時々意味のわからないことを言い出す。
ﾐﾙｷ「キラキラってなんだよ，暗殺者に輝きもクソもねーだろ。それにキルが強い？確かに暗殺の才能はピカイチだ，でも暗殺者としてはぜんぜんダメだ。」
貴方「あはは私ミルキのそーいう考え方するとこ大きらーい。なんでみんな暗殺者として〜とか才能が〜とか仕事のことしか考えてないわけ？私には理解できないでーす。」
ﾐﾙｷ「根本的にお前らおかしいんだよ。普通は考えねーよ，そんなこと。」
貴方「そーかな。」
ﾐﾙｷ「そーだよ。」
貴方「そっかーミルキが言うならきっとそうなんだね。ちなみに私はミルキのこと友達だと思ってるからね。」
ﾐﾙｷ「は？友達??お前そんなこと思ってたのか，それ今すぐやめろオレがイル兄に怒られる。」
貴方「イルミさんそーいうな厳しいもんね。私あの人が一番嫌いかもしれないわ。なんか怖いし頭の中まじで家の事と仕事しか入ってないもん。The仕事人間って感じ。念能力とかもいい趣味してるよほんと。」
ﾐﾙｷ「イル兄怖いのは分かる。けどあんまここで喋んなよ，イル兄聞いてたらどうすんだよ。」
貴方「あー普通に嫌だねそれ，絶対なんか言われる。圧かけながら説教とか……想像しただけ鳥肌やばい。うん喋るのやめる。あ，そーだ。」
ﾐﾙｷ「？」
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作者名：小魚 ゆうま | 作成日時：2019年2月7日 0時
