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あまり涙は出なかった。


冷たい奴だな、なんて自分でも思った。


思い出なんて輝かしいものはこれっぽちも無くて。


あー、昨日二人でアイス食べたよな、とか


貸してた本、まだ返してもらってないな、とか


……ちょっとだけ、寂しそうだったな、とか。


花に囲まれた彼女の頬を撫でた。


早く目覚めろよ、と思った。


冷たい感触が鬱陶しくて、


それでも彼女は愛おしくて。


このままキスでもしてやろうかと思った。


どうせ目覚めないだろうけどさ。


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ぺぽたくん(プロフ) - れんさん» ありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです、!! (2021年11月12日 19時) (レス) id: 395ff19765 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - このお話もとても面白いです!最後の最後にユンギのどこにいるとか、そこでえっ!!ってなりました! (2021年9月18日 13時) (レス) id: 4472ef1b1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぺぽたくん | 作成日時:2021年8月24日 19時

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