向日葵色の恋セクゾ松島 (ページ14)

今日:2 hit、昨日:25 hit、合計:10,788 hit

13恋教室ゆうかページ14

教室に戻ると、聡ちゃんが駆け寄って来て、具合大丈夫⁉と心配して来た

でも、いつもより聡ちゃんは顔を引きつっていた。無理しているのだろう。それをさせているのが私だって言うことがわかることがもっと悲しかった

誤解を解こう。

そう決意して、あのね。と言った。しかし、聡ちゃんはその声を遮った

聡「昨日、キツく言い過ぎた。でも、応援しているよ」

応援しているよ、紛れもなく中島くんとのことだった。誤解している証拠だ

しかし、こんな時でも私は思ってもないことを言う

ありがとう、と

そうしたら、聡ちゃんは、またもや、うん。と言った

聡ちゃんの声は大げさなほどクラスに響いた

ごめんなさい、聡ちゃん

私、嘘ばっかりついてる

そのあと、授業に全く集中できなかった。

先生に、どうしたの⁉、と何度も注意された

先生「白石さん。今日朝も来ていなかったし、集中できていないんじゃない？大丈夫？」

放課後、先生にそう言われた時も、私の頭の中は上の空だった