向日葵色の恋セクゾ松島 (ページ11)

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10恋憂鬱と誕生日ゆうかページ11

憂鬱な時間が過ぎるのは早い。あっという間に次の日になった

聡ちゃんになんて伝えればいいか考えて登校していたら、

中島「ゆうか～」

と中島くんが後ろから私を呼ぶ声がした。

隣には他の友達がいたみたいだったが、私の方に一人で走って来た

笑顔を作って何？と言って振り向くと、中島くんはある紙を渡してくれた

「誕生日パーティ招待状 3月13日(明日！)」と住所が書いていた

手書きなのか、少しペンの字が滲んでいる

中島「明日、僕の誕生日なんだ！よかったらおいでよ！」

そう言われた。特に用事はないから、うん、と答えた。

しかし、次の瞬間、また、私は後悔をした

聡ちゃんに誤解されたらどうしよう……

しかし、中島くんが嬉しそうにやった～と言っているのを見ると、今更断れない

中島「じゃあ、四時ごろに来てね！待っているから！」

中島くんは早口に言って、また、他の友達のところに戻っていった

結局、私は中島くんの誕生日パーティに参加することになった

この後、聡ちゃんと大変なことになるのも知らず……

ゆうか作成