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私が走ってきたからなのか、 ジッと止まってしまっていたからなのか、ナイフは確実に私達を捉えていた
「お前達もコネ入学か！」
彼は私達にどんな答えを求めているのか、いや何も求めてないのだろう
その目は確実に誰かを傷付けるために獲物を探している
下手に動けない、どうする
「コネ入学は全員しねぇ！」
必死に、川田レンだけは守らなければと私は覆い被さるようにして護る体制に入る
ギュッと目をつむって痛みに耐えようとする
だが、いつまで経っても痛みは来ない
チラッと見ると、目の前には直輝の背中があった
しっかりそちらを向くと私達を向けられていたナイフは直輝の手に阻まれていた
『なっ…！』
「森島さんっ」
直輝はチラッとこちらを一瞥して
相手の腹に一撃その後薙ぎ払うように相手を投げた
その拍子にナイフは男の手から離れ！怖くて近づけなかった警備の人達が一斉に彼を取り押さえた
私は直輝の手に目を向ける
握った拍子に切れてしまったのだろう、かなりの出血をしていた
そしてずっと抱きしめたままだった川田レンに声をかけた
『レンちゃん、大丈夫？』
「う、うん…ありがとうAちゃん。」
『あの、あなたも大丈夫ですか。』
私は平静を装って彼に声をかける
その時、大学の関係者が来て治療をする為に医務室へ来て欲しいと伝えてきた
直輝はそのまま医務室へ行き、私と川田レンは彼を待つために空き教室へ案内された
続く (更新停止中)
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YunaYui0611(プロフ) - 読んでみて続きが気になります、更新頑張ってください (2020年2月17日 22時) (
レス) id: b2ca3dc2e9 (このIDを非表示/違反報告)
かな - はじめまして。この後どうなるか楽しみです。更新楽しみにしてます。 (2020年2月2日 23時) (レス) id: c013908320 (このIDを非表示/違反報告)
暇人ポポ(プロフ) - サナさん» すみません、続きという事で失念しておりました。ご指摘ありがとうございます。 (2020年1月20日 12時) (レス) id: 3d98f1d6e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暇人ポポ | 作成日時：2020年1月20日 10時
