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私の言葉に、唇をもっと強く噛み何かに堪えようとする少年を一瞥し、言葉を続ける。
『お前の家の居心地が悪かろうが良かろうがな、
“ぼくをここに置いてくださいお姉さん” だろうが！！！！！！！』
「そこかよ·····」
そこだよ。人には人の頼み方ってモンがあるだろうが。知らねえってか。お？お前どこ中だ？
『ここにいたきゃ私がムショ行きにならないように誰かしらに許可取ってきな。君はまだクソガキだからな』
「許可ありゃ居ていいのかよ」
『おう』
「こいつ何なんだよ·····」と頭を抱える少年。何か問題でも？
ねえだろ？ねえよな？ないよ。
時計を見ると20時になろうとしていた。思っていたより時間は経っていたらしい。思い出したように空いた腹が主張してくる。夕飯食べてないじゃん。
『どォすんだよ、ここに居るなら居るで、言うべきことがあんじゃね〜の？お？』
「··········チッ」
『舌打ちしやがったなコラ』
恨めしそうに私を睨みつける少年。私はニヤニヤと口元を綻ばせ、眉を上げて意地の悪い笑みで返す。
どれくらい経っただろうか。少年は顔を上げたかと思うと胸いっぱいに息を吸い込み、
「ぼくをここに置いてくださいお姉さん！！！！！！！」
『よ〜〜しよく言ったメシだア！！！！！！！！』
いや〜気分良いね〜〜！！
堪えきれず大声で笑う私に対し、隠しきれない羞恥をクッションに顔を埋めて叫んでいた。はっはっはそれでこそ
スキップでもしそうな気分でキッチンへと向かい夕飯の準備を始める。
ふと未だ咆哮を続ける少年を振り返り疑問を口にする。
『キミ、食事の用意をしたことある？包丁は？』
「あ？
『おっと嫌な予感』
ナイフって言うな。お前キッチン出禁な。
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ツバメ - 甚爾達が面白い もっと続編見たいです更新頑張って下さい 出来たら大人になった甚爾を呪詛側にわやらず何とか東京校の高専に通わせ卒後も高専術師側にして欲しいです (2022年2月23日 1時) (
レス) @page22 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
リートゥ(プロフ) - 更新ありがとうございます！！！ (2021年2月16日 20時) (レス) id: edb0872f6e (このIDを非表示/違反報告)
綿(プロフ) - .さん» ありがとうございます(TT)頑張ります！ (2021年2月16日 20時) (レス) id: 797cd158c1 (このIDを非表示/違反報告)
. - とてもおもしろかった！更新楽しみに待っています。 (2021年2月6日 3時) (レス) id: 0b60fa6ccb (このIDを非表示/違反報告)
綿(プロフ) - Ako Daitoさん» 丁寧なお言葉で、、。ありがとうございます。笑 (2021年1月6日 22時) (レス) id: 797cd158c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綿 | 作成日時：2020年12月8日 20時
