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白布side





________________は、嘘だろ。

牛島さんの打ったボール。それは、




激しく音を立てて俺たちのコートに叩き落とされていた。




元々静かだった体育館は一層静まり返り、俺たちに視線が注がれていた。主に、




牛島さんのスパイクをブロックした、このド素人に。




俺は叩き落とされたボールから視線を移し、ネットの向こう側に立つ天童さんの弟、天童聡を見つめる。

聡は、ゆっくりと顔を上げ、俺と目を合わせると、





「・・・・・・・・・・・・・・・死ぬ」


『えっ』





すると聡は後ろ向きに背中から音を立ててぶっ倒れた。
一瞬止まった俺たちの時。だがすぐに現実に引き戻される。





「あああああ!?聡ぅぅぅう!!!??」


「大丈夫か、天童弟」


「じっ自分の名前がわかるか!?ココがどこか覚えてるか!?」


「うわあああ!?聡死ぬなァ!!!借りはまだ返してないぞ!!!?」


「おいあまり揺さぶってやるな工」





ワラワラと倒れた聡に駆け寄る部員たち。
聡は「ほぐゥッ・・・!!」と唸りながら額を抑えていた。





「い"っっっっ・・・・・・たァッ・・・!!!!
で、でこ、ネットから出ちゃった・・・い"っだいぃ・・・!!」


「だっから言ったジャンか聡のアホ!!!」





どうにも、勢い余って跳びすぎた聡は、額にモロに牛島さんのスパイクを受けたらしい。
そりゃ倒れるわな・・・。





「でこっ・・・超イタイ・・・!!く、首、もげるかと思った・・・!!!」


「・・・ちょっと脳震盪が怖いから、保健室行っとこうか」





大平さんの言葉に、五色と天童さんが悲鳴を上げる。
確かに牛島さんのスパイクが当たったんだから、確認しとかないと。





「ぐぅぃぃこァァアァ・・・!!!」


「死ぬな!死ぬな弟よ!!」


「事件かよ」





大平さんに腕を、牛島さんに脚を掴んで持ち上げられ、聡は運ばれて行った。

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緋色(プロフ) - カフェオレマンに笑った (11月18日 16時) (レス) @page31 id: 97dd8743d7 (このIDを非表示/違反報告)
綿(プロフ) - 舞さん» 早速リクエストありがとうございます!!承知致しました!! (2018年11月20日 19時) (レス) id: 57f02aab48 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - リクで、聡が子供になっちゃってみんながメロメロに…!的な展開が見てみたいです!お願いします! (2018年11月20日 2時) (レス) id: 61de501e96 (このIDを非表示/違反報告)
綿(プロフ) - 雷雅さん» ありがとうございます!!頑張りますー!! (2018年11月20日 1時) (レス) id: 57f02aab48 (このIDを非表示/違反報告)
雷雅 - 更新頑張ってください! (2018年10月17日 20時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綿 | 作成日時:2018年7月2日 20時

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