白短だよぅ！！【WT】 (ページ15)

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私は、きんときが気になり、無理を言って、先輩に、連れてきてもらった。
場所は、校舎裏。覗き込むと、丁度

｢ずっと好きでした。付き合ってください｣

私は顔を出した瞬間、告白の言葉が聞こえたため、急いで隠れた。すると

｢ごめん、俺、好きな人居るんだ｣

え....???
きんとき、好きな人居たの？
私はとてもびっくりした。何も動かなかった。

すると頬に水が飛び散った
私ははっとし、前を見るときんときに告白した先輩だろうか、遠くへ走っていった

「こんな所で覗き見ですか～？ふうさ～ん」
『きききっ....きんとき？！』

遠くを見ていると、後ろからひょこりと顔を出してきた

「何、どーしたのここまで来て。もしかして気になっちゃった？」
『やぁ～ね？？あははは』

気になって仕方がなくて来た、なんて死んでも言えない

「さて、みんなの所帰るか」
『.....きんとき』

『きんとき、好きな人いるの？』

「え？」
『え...あ...私。何言って.....ごめ、なんでもないや。』

「いるよ？好きな人」
『....そっか。』

寂しい。なんて
思いたくもなかった。知りたくなかったな
なんて。

「ふう。」
『ん？何？はやく行こう？待ってるよ？』
「好きです。」

え？？？

「あはっ.wそんなにびっくりする？」
『だっ...だって！！』
「返事は？まぁ、いつまでも待つけど」
『そうだなぁ....』

『来年の今日まで待ってもらおっかな

そしたら、私から言わせてよ。
まだ、私、自分に自信を持ててないから
持てるまで...待っててくれますか？』

「ふふっwwふうらしいなぁ。いいよ。」

「なにそれ、結局OKなの？」
「いや、結婚した。」
「えぇっ？！結婚？！？！」
『違うわ！！そんなこと言ってない！！』
「びっくりした.....」
「ところで、ふう、そんな大荷物どうしたの？」
『そうじゃん。忘れてた。』

『はい。卒業おめでとうございます。先輩』

私は、花束を渡した。
水色、赤色、緑色、青色、紫色、黄色の
色とりどりの花束を