卒業【kn】 ページ14
『ちょっと!!!今日卒業式じゃないの?!』
kn「んー....」
私の幼なじみのきんときは高校3年。そして今日、高校の卒業式がある。
家に誰か来たと思ったら、きんときの友達で、「出てこないから見てきてくれ。」との事なので起こしに来た。が、
きんときの友達が下で待っているというのに寝たままだ。
私は、友達待ってるよ!とだけ伝え、外に出た
『ごめんなさい。先輩達....もうすぐで来ると思うから.....』
kr「まだ寝てんの?!珍しい」
Br「え、置いてく?」
すると後ろからドタドタと足音が聞こえた
「ごめんごめん、お待たせ」
kr「ごめんじゃねぇよ!」
Na「珍しいじゃん。夜遅くまでゲームしてた?」
kn「お前らとやった後、ちょっとやってたくらい」
kn「じゃっ、A。また後でね」
きんときは私の頭を撫でる。
幼なじみだからといって、凄い行動だとは思うが、何回もやられすぎて慣れた。
shk「え、A来るの?」
『一応行きますよ〜。まぁでも、式が終わったくらいですかね、行くのは』
Na「そーなの?じゃあ、式が終わったらまた会おうね〜」
ばいばい、と手を振って先輩達の見送った
11時
きんときからは、聞いた予定ではこのくらいに行けばいいとの事
今の時間は10時。半に出ればいいだろう、と予定を立て、支度を始めた。
服装はもちろん制服。鏡でくるりと周り、身だしなみを整え、荷物を持った
色とりどり花束を6個持って。。。。
学校の校門に着き、辺りを見渡すと、桜はもう満開だった。
4月になったらもう散ってしまうのかなと思う
そんな桜の下には笑って、泣いて、
今日が卒業式だということを改めて知れた瞬間だったと思う。
「あ、ふうーー」
遠くから声が聞こえた
『しゃけ先輩。』
『あれ?他は.....』
「あー、あいつらは呼び出し。めっちゃ食らってるから、遅くなるよ。きっと」
『あ、なるほど』
先輩達はとてもモテる。
噂によると1日に2回は告られてるとか
『あれ?しゃけ先輩はなんで』
「俺?俺は全部ごめんで済ましてきたから。」
『なるほど(??)』
「ふうーーっ」
『うごっ』
しゃけ先輩と話していると誰かか飛びついてきた。
『なかむ先輩』
「ふう!さっきぶり!」
『さっきぶりです(?)あの』
『きんときは...?』
ーーーーーーー
続きます
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作者名:暇ちゃん | 作成日時:2021年2月23日 21時