{ハロウィン(略)} ページ28
96猫「うっわ店長!?」
眞弥「・・・・・・あの時は手を組んでたのは店長だったけど、店長がここに居るって事は今回は・・・」
vip「多分ね。
・・・さて、みんなに説明しないとね。
この私のマイハニー犬派ちゃんはみんなも知っての通り、多重人格じゃね?レベルで演技力半端ないよね」
そらる「それは身をもって知ってるけど・・・?」
杉田「・・・ハッ!
ま、まさか・・・ある特定の季節的イベントになると犬派ちゃんの潜在演技力が覚醒して・・・お菓子やイタズラ程度じゃ足りなくなってしまうとか・・・!?」
神谷「いやいや、それはさすがに・・・」
眞弥「ありえないなんてことはありえない」
中村「・・・なんでここでグリード?((」
眞弥「ハロウィンって言うイベントはね、あの子にとって普段無意識に封印してる厨二心が唯一解放される日なのよ・・・。
考えてみて?演技力半端ないあの子が可愛いイタズラで終わると思う?」
そこまで言われて、リビングに居た面々は言葉を詰まらせた。
そして同時に心の中で「確かに」と思った。
櫻井「そこまで言わせるAちゃんって・・・()
てか、あの時とか言ってたけど何されたの?」
眞弥「・・・・・・あれは、私が体験した・・・今でも鮮明に覚えてるいい感じの日暮れでした・・・」
どこから取り出したのか、ロウソクを一本取り出してそれっぽい口調になる眞弥。
あ、これ話長くなる流れだ。そう思った面々はそれぞれ座った。
そのタイミングを見計らったかのように、照明が暗くなって出てくる蝋燭。演出()
坂田「なんか怪談みたいなの始まった()」
眞弥「学校の空き教室でハロウィン楽しもうって話になって、それじゃそれぞれ仮装してパーティーでもしようってなったんです。私はその時、無難に魔女っ子の仮装をしました」
vip「私はサキュバスでした・・・」
眞弥「そして・・・いよいよ集合時間になった時です」
声のトーンをさらに下げて、目を伏せて呼吸を整えた眞弥の雰囲気に自然と身構える。犬派の演技力を真似しているのだろうか、中々だ。
眞弥「どうやら私が一番早く到着したらしく、空き教室には誰も居ませんでした。ただ、違和感はありました。
・・・空き教室の鍵を開けたのは、ついさっき到着した私なのに・・・窓が、開いていたのです」
luz「え・・・後ろ側の鍵が開いてて、そこから誰か入ったとかじゃ・・・」
ゴクリ、と息を飲みながら聞いたluz。
眞弥は静かに首を振った。
795人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「男性声優」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カリナと咲(プロフ) - 設定変えるくらい全然いいと思いますよ。長文失礼しました。 (2022年2月22日 23時) (レス) @page19 id: 5c46ccd9a8 (このIDを非表示/違反報告)
カリナと咲(プロフ) - 別に途中で設定変えたり付け足したりするくらい誰でもありますし、一人が不快になったと言うことは後々別の人が不快になるかもしれないからそれを防ぐ為にも (2022年2月22日 23時) (レス) @page19 id: 5c46ccd9a8 (このIDを非表示/違反報告)
カナリア@子わんこ+みそなー(プロフ) - んんん!!!久々にコメント失礼します!なるせさんすごく良きです!wそのまま付き合ってもろて← (2020年8月5日 10時) (レス) id: 3059fb4523 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらゆら - んんんんんんん!!!更新楽しみです!(三周目ですw) (2020年7月26日 1時) (レス) id: 1fe436b7f8 (このIDを非表示/違反報告)
らの - 登場人物多くてめっちゃ好きです!なるせちゃん良きですね!!!! (2020年5月30日 9時) (レス) id: 3e32dfd06e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:暇犬 | 作成日時:2019年2月5日 11時