【歌い手】都市伝説系歌い手７。【男性声優】

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唐突な私の行動に、天月くんはぎょっとして固まった。
うん、余計疼(うず)くからやめてその反応()

天月くんの耳元に口を寄せて、私は久々の低音ボイスを出した。




A「ねえ･･･天月くん」(吐息)

天月「、ッ！？？」(ﾋﾞｸｯ)

A「可愛いから、(自主規制)てもいい･･･？」(低音)(イケボ)

天月「･･･、･･･ぇ･････････？」

うらた「っっ･･･、駄目！」


がばっ

A「うお、っ」




べりっと引き剥がされた。うらたんに。
瞬発力すごいな･･･。

てか、あれ？
なんか宴会場静かになってない？
あれ？
なんでみんなこっち見てるの？？




宮野「わー･･･。
シチュエーションドラマＣＤを生で聞いてるみたい･･･」

センラ「久々やね･･･これでAちゃんの声攻め被害者４人目や」

櫻井「え、他の３人って？」

まふ「そらるさんと、うらたさんとセンラさんです」

９６猫「てか、あれ止めんでええの？？」

うらた「天月じゃなく、俺にして･･･！」

そらる「やだ･･･俺を、耳攻めして･･･！」

A「ちょ、潰れるぅ･･･！」




むぎゅぅぅ、と２人から抱きつかれる。
ぐ、ぐうう･･･！
成人男性(身長差あり)２人(しかも程よく酔ってるなう)からのハグはさすがにキャパシティオーバーだ。




鈴木「お、なになに？
ここで３Ｐすんの？」

神谷「させないから。
･･･ほら、２人とも離れて」


ぐいっ

うらた「あー」

そらる「あー･･･」

神谷「あー、じゃないだろ。
･･･とは言え、Aちゃんの自業自得でもあるからね？」

A「う･･･、すみません･･･」

神谷「･･････、いや別に怒ってる訳じゃないからそんなに落ち込まないで？」

A「いえ、私が蒔いた種って言うか･･･なんか、久々にやりたくなっちゃって」

神谷「あー･･･そう言うところがAちゃんが犬派たる所以(ゆえん)なんだろうから、やめろとは言わないけど･･･人を放心状態にさせるまではやりすぎだから、気をつけようね？」

A「はぁい」

鈴村「(お？お？？？･･･お？
･･････ふーん、なるほど。カラオケ大会でなんであんな提案したんかちょい不思議やったけど･･･そう言う事か)」




怒られた･･･うああ、でも神谷さんからなら怒られるのも悪く･･･あっ、なるほどこれが俗に言う「推しになら何されてもいい」現象か･･･！！

･･･って、天月くん大人しすぎない？？

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