【歌い手】都市伝説系歌い手６。【男性声優】

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ん？え、これどう言う状況･･･？
と現状を理解出来てない私の耳に、小さく吐息が吹きかけられた。

思わずビクッと肩を揺らす。




鈴木「･･･もう無理」

A「･･･ちょ、っえ･･･す･･･ずき、さん･･･？？」

鈴木「他の奴らと喋ってるお前を見る度に･･･そいつらを全員ぶっ殺したくてたまらなくなるんだよ。だからよ･･･俺の理性が効いてる内に、お前の事･･･壊させろよ･･･。
身体も･･･心も･･････」




耳元で囁かれる声はまさしく鈴木達央さんその人で。最後の最後に「･･･A」と小さくマイクに拾われないレベルの声で私の名前を呟く鈴木さん。


思考が停止しかけた時、鈴木さんは私の首元に顔を埋め･･･えっ。



･･･ﾁｸｯ


A「ぃ、ぁ･･･っ！？」

鈴木「･･････えっろ。
え、これこのままヤってもい」

A「い訳ないでしょう！？？
前野さんヘルプミイイイイイ！！」

前野「･･･ごめん今ちょっと無理･･･」

A「Ｍ野さんんんんんんん」




どうにかこうにかジタバタして鈴木さんの股ドン＆壁ドン＆耳攻め＆キスマと言うノックアウトフルコンボから脱する。鈴木さんファンのみんなに陳謝したい。

首元を押さえて鈴木さん(危険人物)から逃げるように遠ざかれば、ワンテンポ遅れてＢＧＭがまた流れ始めた。




鈴木「くくっ･･･！
やっぱ犬派チャンって反応いいよな。前にディアラバのユーマでやった時も相当キてたみたいだしwwww」

A「ふ、っざけないでくださいよ･･･！！
声帯凶器なんですから下手したら私死にますよ！？
てか前野さんも悶えてないで助けてくださいよ！？」

前野「ごめんww」


ガチャ


「すみませーん、福山潤遅れて登場でっす！！」

鈴木「おっと、ここで今日の本来のゲストが来たみたいだな」

福山「お、なんか女の子がうずくまってる？」

前野「そっとしといてあげてww
えーと犬派ちゃん、どうする？
このままここに居てもいいけど･･･」

A「お言葉に甘えて帰らせてもらいます」

鈴木「全然甘えてねえwww」

A「そもそも私は福山さんの代理ですし？
本来のゲストさんが無事到着したんだからもう用無しじゃないですか」

福山「洋梨に用無し」

A「･･･福山さんが空気変えてくれてキリがいいので私はここで失礼します。
ラジオをお聞きのリスナーのみなさん、お騒がせしましたっ」




私は逃げるように第３レコ室から逃げた(ん？)

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