準備万端。 ページ13
「あ」
A「ん？」
あっと言う間に二ヶ月が経ち、世間一般的にあちこちで入学式フィーバーな今日この頃。
提出するものも全部送るべき所に送って、雄英高校の方からも指定の制服一式が送られてきた。
教科書とかは学校に行ってから配られるんだろう。
と言う事で。
準備万端な状態で、私は二ヶ月ぶりに雄英高校へとやって来た。受験とかじゃなく、生徒の一人として。
で。
校門の手前辺りで立ち止まってて、聞き覚えのある声が聞こえた。
そこに居たのは･･･いつぞやの少年だった。
「あんたも雄英生だったんだな」
A「おー、いつかの。
もしかして、ヒーロー科のＡ組？」
「ああ」
A「やっぱりか、ー。同い歳くらいかなと思ってたけど、まさか通う学校まで一緒だとは」
轟「･･････お互いの名前知らなかったな。
俺は
A「私は神無杜Aだよ」
轟「そうか、神無杜って言うんだな」
軽い自己紹介も終えたところで、私達は歩きながら喋った。
轟「･･･そう言えば、“ウィングヒーロー”と知り合いだったんだな」
A「あー。うん。
会ったのは久々だったんだけどね」
轟「そうなのか？」
A「そーなの。
それはそうと、あの後は何事も無く帰れた？」
轟「ああ･･･ありがとうな。あと、ざるそばも」
A「んーん、別にいいよ。
こっちも、久々に誰かと一緒に食べれて楽しかったし」
轟「？･･･一人暮らしなのか？」
A「うん」
轟「生活費とか･･･どうしてんだ？」
A「私、趣味で懸賞やっててさ。それで生活費稼いでるんだ」
轟「へえ･･･すげえな」
A「そう？」
轟「ああ、俺はすごいと思う」
んー･･･まあ周りからして見ればすごいのか。
やっぱ、私の“個性”ってすごい部類に入るんだ･･･。
まあ･･･私がずーっと引きこもってた部屋は生活感が無いって言われた事あるくらいだし。
必要最低限の家具とかはその時々に“魔法”で創ってたし。無機物の時間止めれるから、食べ物を多く買い溜めしても賞味期限の心配要らずで冷蔵庫とか要らなかったし･･･。
A「んー･･･でも、自分の“個性”使わなかったらそうでも無いと思う」
轟「“個性”？
神無杜の“個性”は、日常生活で使えるものなのか？」
A「順応性高いんだ、私の“個性”」
何か言いたげだったけど、轟くんは「そうか」とだけ呟いた。
･･･？？
続く (更新停止中)
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迅 - 好きです！！！(唐突)更新頑張って下さい！ (2020年10月3日 11時) (
レス) id: 7c87ff4c21 (このIDを非表示/違反報告)
369．(プロフ) - 林檎さん» 嬉しいコメント、ありがとうございます･･･！私の文章力上、キャピキャピしてる夢主逆ハーものよりも、壁ドンしに行く夢主の方が好きなもので･･･((●ﾟνﾟ) (2020年10月1日 1時) (レス) id: b84ca28b0f (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - 369.様の夢主のキャラ設定が本当に大好きです！チートで可愛いより美人でカッコいいっていうのが最高です。更新頑張ってください。 (2020年10月1日 0時) (レス) id: 67c87e380d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：369.
| 作成日時：2020年9月29日 6時
