入試。 ページ2
憧れてるヒーロー、無し。
ただ卒業して“個性”の自由使用が出来るようになりたいだけ。
まだまだ先の話だけど、卒業したら事務所とかそう言うのに入らないでフリーでやろうと思ってる。
･･･この世界は、“
例えば、水を操ったり。風を吹かせたり。まあそんな特殊能力。
そんな凄い力があるとなれば、これを悪用する輩も居る訳で。
“個性”を宿してない普通の“無個性”の人間や“個性”を宿してはいるけども弱い人間相手に、自分の強い“個性”で黙らせて犯罪を犯すのが･･･“
その“敵”から人々を守る為に居るのが、ヒーロー。
とは言えいくらヒーローと言っても、国から認められてない無免許の人も居る。そう言う人達も、捕まってたりする。
要するに、車の免許みたいなもん。うん。
そのヒーロー免許を取得する為の正規の条件。
それが･･･全国同科中、一番人気で倍率が例年300倍の最難関。プロヒーローに必須の資格取得を目的とする養成校。
通所、雄英高校。
･･･その、雄英高校の敷地の一角に私は立っていた。まあ、入試である。
２月２６日。
実技試験会場Ｃ。
三十分くらい前に、実技試験の説明を受けた。
要は会場内のあちこちに配置されてある“仮想敵”を行動不能にする。その“仮想敵”は三種で、それぞれポイントが割り振られてる。
んで、そのポイントを稼ぐのが私達受験生の目的。
もう一種居るみたいだけど、そっちは･･･まあなんとなく察しはつく。
A「(いい天気だなー･･･。
と、言うか･･･)」
みんな、カウントダウンがあるって思ってんのかな。
そう言う常識、捨てた方がいいと思うけどなあ。
ここはヒーローの資格取得養成校。
そんな、ひと味もふた味も違う学校。
今までの普通、当てはめちゃダメでしょ。
『ハイ、スタートー！』
軽く言われたその号令を耳にした瞬間。
私はしゃがんで地面に右手の平を置いた。
脳内に浮かび上がる地形のポリゴン。それと地面や壁面に接してる“仮想敵”。
A「(ざっと109機･･･さすがに飛行してるのは見ないと位置の特定は無理･･･まあいいか)」
ハッとしたように、ようやく会場内に向かって走り始める受験生達。
私はそっと、“個性”を使った。
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迅 - 好きです！！！(唐突)更新頑張って下さい！ (2020年10月3日 11時) (
レス) id: 7c87ff4c21 (このIDを非表示/違反報告)
369．(プロフ) - 林檎さん» 嬉しいコメント、ありがとうございます･･･！私の文章力上、キャピキャピしてる夢主逆ハーものよりも、壁ドンしに行く夢主の方が好きなもので･･･((●ﾟνﾟ) (2020年10月1日 1時) (レス) id: b84ca28b0f (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - 369.様の夢主のキャラ設定が本当に大好きです！チートで可愛いより美人でカッコいいっていうのが最高です。更新頑張ってください。 (2020年10月1日 0時) (レス) id: 67c87e380d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：369.
| 作成日時：2020年9月29日 6時
