１話 ページ1
それはある晴れた、午前中の授業が終わりを告げる予鈴が鳴った数分後の事だった。
A「さて、始めるか」
そう言いながら小さい�猝椣柁↓瓩判颪い討△詒△�ら用紙の束を取り出しているのは、この
Aの読み方はおくおか。
トレードマークは澄んだ青空のような空色の髪と、左が銀で右が金のオッドアイ。
２年生ながらに生徒会長と言うトップに君臨している。ちなみに生徒会総選挙の投票で全校生徒中３分の２がAを支持したらしい。３年生頑張れよ()
さて、目安箱の中身を取り出し終えた所で内容の確認を･･･と思った時だった。
ｺﾝｺﾝ、
ガチャ
「せ、生徒会長･･･」
A「ヨッシーか。
･･･何かあった？」
入って来たのは、同じく生徒会庶務のhalyosyだ。
Aのクラスメイトで、Aのよき理解者。何やら気まずそうにしている。
halyosy「えっと･･･報告したい事がいくつかあるんだけど」
A「ん、なに？
歯切れ悪いね･･･トラブル？」
halyosy「トラブル･･･と言えばトラブルかも。
その･･･今から言う事は嘘じゃないからね？」
随分と言い淀むhalyosyに、Aは眉をひそめて言葉を待った。
そしてhalyosyは意を決して口を開いた。
halyosy「も、申し上げます！
今日から新しく転校生として２Ａに転入した生徒４名が、１人はたぬきを連れて１人はゴンドラに搭乗して天井を破壊して登場して１人はパンをくわえてなおかつそのくわえていたパンで攻撃して１人はホームルームが始まる前に空席だったど真ん中の席に着席していました！！」
A「うん、なんて？？？()」
思わずツッコミを入れるA。それはもう秒で。
生徒会長と言う役職を務めていて、一日でそんなにトラブルのオンパレードな出来事が起こる日があるのだろうか？
halyosyが嘘をついてるとは思えない･･･と言うより嘘をついても何も得にならないし、嘘ではないはず。
A「ヨッシー、その転校生が居るクラスは？」
halyosy「あ、２Ａだよ」
A「２Ａか･･･。
確か次の時間は自習だったよね。行ってくる」
halyosy「え、でも午後はXYZとの打ち合わせが･･･」
A「今度埋め合わせするって伝えておいて。
今はとにかく･･･」
この学校にこれ以上問題児を増やしてはいけない。と言い残して、Aは生徒会室を後にした。･･･カッコイイかよ()
続く (更新停止中)
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作者名：暇犬
| 作成日時：2019年10月18日 22時
