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A「ねえナビ、星水晶って光らないのもあるの？」
ナビ「え？」
A「これだけ、なんか光ってないんだけど。それに･･･中に指輪？みたいなのが見える」
ナビ「光ってなくて指輪が見える、ですか･･･僕には他と同じように光って見えますが･･･」
やっぱ私だけ･･･？
するとナビが「もしかすると･･･」と呟いた。
ナビ「ここは夢王族と関わりの深い場所ですし、姫様にしか見えないのかもしれません。
そしてこれは指輪の原石･･･夢世界のどこかで王子が宿った指輪と、樹海迷宮の星水晶が繋がっているのではないでしょうか？」
A「王子が宿った、指輪･･･？」
ナビ「はい。
夢王の祈りが込められた夢王国の王族が持つ指輪で、夢を奪われないように加護としてユメクイに襲われた時に指輪に王子が宿るんです。
指輪に宿った王子を目覚めさせられるのは、夢王の祈りが込められた指輪を持つ･･･姫様だけなんです」
A「と、言う事は･･･この、私には光ってないように見える星水晶が･･･どこかの国の王子が宿った指輪と繋がってる、って事？」
ナビ「恐らくは」
A「王子･･･この、指輪が･･･？」
ナビ「はい！
目覚めの祈りを捧げてみてください！」
A「･･･か･･･カンカンカン、朝ですよ〜」
ナビ「いやなんで目覚まし時計風なんですか()」
A「えー、だって目覚めの祈りって言われても･･･」
ナビ「難しく考える事はありません、心の中で目覚めてと願ってみてください」
心の中で･･･願う、ね･･･。
祈り、願う･･･こんな感じかな。
私はなんとなく、胸の前で手を組んでナビに言われた通りに目覚めてと願ってみた･･･と言うか思ってみた。
すると･･･。
･･･ｶｯ･･･！
今の今までただの光ってなかった星水晶が、私がネックレスにして着けてる指輪と一緒に嘘みたいに光り輝いた。うお、ま･･･眩し･･･っ！
いきなり光るものだから、目をぎゅっとつむる。
くっ･･･目潰しに車のハイビームを直視しちゃった気分･･･。
ナビ「お、王子！？」
A「王子･･･？」
少しずつ目が慣れてきて、そっと瞼を開く。
王子って･･･誰に向かって言って、と思った疑問はすっ飛んだ。
目の前に、なんともまあ･･･顔が整ってて着物を完璧に着こなしてる青年が立っていた。頭には･･･なんだろう、角･･･？みたいな装飾を着けてる。
続く
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暇犬(プロフ) - アーヤさん» イヌイさんいいですよね･･･！私はまだ入手してないですけど、助っ人？で居たら選んでます(´∀`) (2018年11月22日 0時) (
レス) id: 7d41024ab1 (このIDを非表示/違反報告)
暇犬(プロフ) - 天さん» 素晴らしいコラボですよね！((( (2018年11月22日 0時) (レス) id: 7d41024ab1 (このIDを非表示/違反報告)
アーヤ(プロフ) - イヌイ王子出してほしいです！ (2018年11月21日 23時) (レス) id: 57c5ec1826 (このIDを非表示/違反報告)
天 - 夢100と歌い手の文字を見た瞬間に飛んで来ました← (2018年11月21日 20時) (レス) id: 37693eaa1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暇犬
| 作成日時：2018年11月21日 9時
