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A「な、なんか･･･バージョンアップ･･･した？」
９６猫「実はねー、ホームセンターでいいの見つけちゃって。運命の出会いって言うの？
この部屋音漏れしないっつっても限度あるし･･･ついでに、マイクも新調してみた！」
A「わ･･･！
す、すごい･･･コンデンサーマイクだ･･･！」
９６猫「いつまでもピンマイクだとはっきゅんの美声拾うには限度あるからねー」
例の４箇所を少しヤンデレっぽく言う事に決まって、善は急げと言う事で私はいつもみたいにくぅちゃんの家の防音室にお邪魔していた。
そしたら･･･なんか、更に本格的な防音室になってた。
窓にもちゃんと吸音材が貼られていて、壁にはしっかり消音材が貼られてある。
す、凄い凄い･･･！
A「あ･･･でも、こう言うのって安くないよね･･･。お金の方は大丈夫なの？」
９６猫「まあそこは？
わしを誰だと思ってるんだいはっきゅんや。天下の歌い手９６猫様よ？
気にしないでいいからはっきゅんの思い切りのいい歌声を響かせてくれい！」
A「くぅちゃん･･･」
９６猫「ふふーん♪
さ！パートの確認して１回通して歌ってみよっ」
くぅちゃんの気持ちに嬉しくなった。
パートの確認をして、私もアレンジを入れたい所を伝えた。
そしてひと通り終わらせると私達はさっそくレコーディングを始めた。
──────────────
レコーディング中
──────────────
１回歌い終わって、「ふう･･･」とひと息ついた。
なんか･･･今までボカロばっかり歌ってた事もあって、って言うかこうかっこいい妖艶な？歌とか慣れてないから歌い終わると恥ずかしさが･･･。
９６猫「いーんじゃないのこれ･･･！
Ｓチックなセリフもかっこいいけど、
ヤンデレチックなのも黄色い歓声出るよ！」
A「そ、そうかな･･･」
９６猫「うん！
さあ、恥ずかしがってるところ悪いけど今日中に終わらせるぞはっきゅんや！」
A「う、うん･･･！」
こう言うのは勢いも大事･･･そう言い聞かせて、私はどうにかこうにかその日の内にレコーディングを終わらせたのだった。
動画のイラストは私達のよく知ってる絵師さんに頼むらしく、ちょうど１０周年の日に間に合わせてくれるそうだ。
･･･それにしても、くぅちゃんの低音って本当にドキドキする･･･。
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羽唄(プロフ) - 更新待ってます。 (2020年7月26日 14時) (
レス) id: 70668bde97 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 続けてすいません。m(__)m 気になっていたのですが、27話に登場した犬派って、あのネットで騒がれてる都市伝説な、あの犬派さんですか！？だとしたら、ぬーさんと黒白ちゃんの関係を、もう少し詳しく教えてほしいです！間違えてたら、すみません・・・ (2018年11月28日 14時) (レス) id: e6cf85a077 (このIDを非表示/違反報告)
のん - はじめまして！この小説、大好きです！！！更新頑張って下さいね！応援してます！ (2018年11月28日 14時) (レス) id: e6cf85a077 (このIDを非表示/違反報告)
アネモネ009 - 楽しんで読んでます！これからも更新頑張ってください!! (2018年8月20日 23時) (レス) id: 75d4b4369f (このIDを非表示/違反報告)
こん - 更新頑張ってください (2018年8月1日 16時) (レス) id: 44511884a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暇犬
| 作成日時：2018年7月10日 2時
