ボカロ系歌い手。【歌い手】

〔５〕 ページ6

A「ぴ･･･ぴーこ、く･･････えぽ、･･･ち？」

９６猫「惜しい。
けど可愛いから許す()
Peacock(ピーコック)Epoch(エポック)。割と最近投稿された、浦島坂田船の曲」

A「うらしまさかたせん･･･よくオススメの動画でオススメされてるし、何回か聞いてるよ」

９６猫「お、そーなん？」

A「うん。
えっと･･･確か、厨病激発ボーイをカバーしてたよね。なんて言うか、その･･･楽しい人達だなって思ったよ」

９６猫「ピンポイントでよくそれ聞いたね()
まあ、とりあえず聞いてみよ？
かっこいいから！」




くぅちゃんがここまで推してくるなんて･･･。
どんな歌なんだろう。



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視聴中
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９６猫「どう？」

A「か、かっこいいね。
･･･と言うか、え･･･これを私とくぅちゃんが歌うの？」

９６猫「歌お(ハート)」

A「は、恥ずかしいよ･･･！」

９６猫「えー、吉原ラメントでアンアン言ってたのに？」

A「あ、あ･･･あれはボカロだからで･･･！」

９６猫「今までも生身の人間の歌みた上げる事あったんだし、大丈夫だって！」




ぐいぐいとくるくぅちゃん。

そりゃ、ボカロ以外も上げたことあるけど･･･！


私が渋っていると、くぅちゃんはYouTubeでそのPeacock Epochのカラオケバージョンを検索し始めた。




９６猫「あったあった。
ねねっ、歌詞見ながらわしの家で歌ってみよ？」

A「い、今から･･･！？」

９６猫「今から！
れっつらごー！！」

A「ま、待って･･･！
歌い方まだわかんないし、さすがに今すぐなんて歌えないよ･･･！？」

９６猫「えー」

A「その、かっこいいし･･･私もなんとか歌えるようになるから、ね？」

９６猫「お、じゃあコラボしてくれるの！？」

A「うん」

９６猫「やたー！
んじゃ、パート分けはわしが考えとく！
はっきゅんはアレンジ入れたいとことか、どのパートでも歌えるようにしといてね！」

A「アレンジ･･･わ、わかった。
それじゃ、歌えるようになったらまた言うね？」

９６猫「おっけー、待ってる！！」




にぱっと笑顔を浮かべて、くぅちゃんは来た時みたいに窓から出て行った。

･･･コラボ、か。
しかもこんなかっこいい歌でくぅちゃんと･･･。


･･････頑張ろ。
コラボしようって誘ったのは私なんだし、頑張ろう。

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