〔２８〕 ページ29
A「･･･司音、は･･･」
司音『んー？』
A「今の私みたいに、何かに抵抗あったりとか迷ったりしたら･･･どうするの？」
司音『んー･･･そだな、私だったら後悔しないように取り敢えず動くかな。何やってても、自分がやってもやらなくても結局は時間が過ぎるだけだし。
自分の事なんだから、他の誰かが解決してくれる訳じゃないしね』
A「取り敢えず、動く･･･」
司音『うん。
タイムイズマネー的に言うなら、タイムイズライフだよ』
A「時は、人生なり･･･。
･･･って、それ意味そのままじゃ･･･？」
司音『あはは、まああれだ。
会ってみればいいんじゃない？
会って、もう二度と会いたくないって思ったら会わなきゃいいだけだし』
もしAが泣かされるような事あったら私がまーしぃを泣かせに行くから。と続けられた言葉に「もう泣かされた」とは言えなくなった。
･･･そう、だよね。
何事も、やってみなきゃ･･･だよね。
A「ありがと、司音」
司音『別にいいよー。
Aは妹みたいなもんだし、またデートしようねー』
A「で、でーと･･･！？
あ、あれは･･･っ引き篭もってばかりだと身体に毒だからって･･･外に遊びに行っただけで、でで･･･っデートじゃ･･･！」
司音『ははっ。
私だったらカノジョとして大歓迎だけどなぁ』
A「かの･･･っ！？
む、無理だよ･･･！私なんて、司音と吊り合わないよ･･･！」
司音『えー、そんな事ないけど。
Aってボカロ声だけじゃなくて私みたいに声帯広いし更に顔かわいいしカノジョとしては完璧だと思うよ？』
A「な･･････！
あ、ぅ･･･っ･･･ありがとっもう切るね･･･！」
これ以上この話題を続けてると恥ずかしすぎるから、私は慌てて司音との通話を切った。
うう･･･！
いっつもこうなんだから･･･。
自分に自信が持てない男の人苦手な私なんかより、絶対もっと司音と釣り合う女の子が居るのに･･･それに私が司音のカノジョとか･･･吊り合わないしイケメンな司音に申し訳ないよ。
ふう･･･と一息ついて、私はTwitterを開いた。
ＤＭ一覧の、一番上。
･･･志麻さんに、返事･･･しよう。
一旦深呼吸して私は司音の言葉に背中を押されるような感じで、少し震える指でメッセージを一文字一文字打ち込んでいった。
続く (更新停止中)
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羽唄(プロフ) - 更新待ってます。 (2020年7月26日 14時) (
レス) id: 70668bde97 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 続けてすいません。m(__)m 気になっていたのですが、27話に登場した犬派って、あのネットで騒がれてる都市伝説な、あの犬派さんですか！？だとしたら、ぬーさんと黒白ちゃんの関係を、もう少し詳しく教えてほしいです！間違えてたら、すみません・・・ (2018年11月28日 14時) (レス) id: e6cf85a077 (このIDを非表示/違反報告)
のん - はじめまして！この小説、大好きです！！！更新頑張って下さいね！応援してます！ (2018年11月28日 14時) (レス) id: e6cf85a077 (このIDを非表示/違反報告)
アネモネ009 - 楽しんで読んでます！これからも更新頑張ってください!! (2018年8月20日 23時) (レス) id: 75d4b4369f (このIDを非表示/違反報告)
こん - 更新頑張ってください (2018年8月1日 16時) (レス) id: 44511884a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暇犬
| 作成日時：2018年7月10日 2時
