〔１６〕 ページ17
紺色髪の人が、カサッと包装紙を広げる。
書いていた文字を金髪の人が見て、その顔を引き攣らせた。
「･･･あー･･･はは、志麻くん･･･これ食べたん？」
志麻「え、食べたけど･･･なに、あかん感じのなんか入ってるん？」
「･･････これ、リキュール入ってるやつだろ。
確か、１個に３０度のやつ」
志麻「３０度！？」
「あー、これ確かあれですよ。
この間RISELでうらたさんがいつもお世話になってるからって貰ってきたチョコ」(女の子)
９６猫「うらたん？
でもまーしぃはさかたんに貰ったんだよね」
「･･･なんか想像はつくけど･･･これ食べてぶっ倒れたのがこはさんの家の真ん前って事やろね。
とりあえず、志麻くんはしばらくこはさん禁止令な」
志麻「、え･･･？」
き、禁止令･･･。
不可抗力と言うかアルコール入ってるって知らなかったんだし、そこまでしなくても･･･。
９６猫「よく言ったセンラマン！
けどはっきゅんがそこまでしなくてもって顔してるから･･･大目に見て１週間かな」
「い、１週間！？
１週間も黒白さんの歌聞いちゃあかんの･･･！？」
「･･･つか、今更なんだけど自己紹介した方がいいんじゃないか？
多分だけど、俺らの事知らない感じする」
９６猫「ふふん、わしの事は知ってるけどな！！」
「ぐぬぬ･･･。
･･･そうですね、じゃあ自己紹介しましょう！」(女の子)
自己紹介･･･！？
ま、待って･･･ハードル高いよ･･･！
いつのまにかまふてる２つが下げられてるし･･･っ。
９６猫「自己紹介すんのはいいんだけど、はっきゅんは無理しなくていいからね？」
A「･･･ん、」(頷き)
９６猫「ん！
そんじゃまーしぃから！」
志麻「えーと、俺は志麻。
歌い手で浦島坂田船の、島担当してんでー」
A「(･･･ん？
うらしま、さかた･･･せん･･･って･･･)」
センラ「僕も浦島坂田船です〜。
船担当してて、センラ言います」
そらる「･･･俺は、こっちのやけに女子みたいな声出してる奴とAfter the Rainってユニット組んでる･･･そらる」
まふ「そして最後に、僕がAfter the Rainのまふまふですっ」(女の子)
か、可愛い･･･！
唯一まふてるを装備したまんまのまふまふくん。
女の子も相成って、すごく可愛い。
･･･わ、私の番だ。
喋ら、なきゃ。
抱き抱えてるクッションをぎゅっとしながら、私は意を決して口を開いた。
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羽唄(プロフ) - 更新待ってます。 (2020年7月26日 14時) (
レス) id: 70668bde97 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 続けてすいません。m(__)m 気になっていたのですが、27話に登場した犬派って、あのネットで騒がれてる都市伝説な、あの犬派さんですか！？だとしたら、ぬーさんと黒白ちゃんの関係を、もう少し詳しく教えてほしいです！間違えてたら、すみません・・・ (2018年11月28日 14時) (レス) id: e6cf85a077 (このIDを非表示/違反報告)
のん - はじめまして！この小説、大好きです！！！更新頑張って下さいね！応援してます！ (2018年11月28日 14時) (レス) id: e6cf85a077 (このIDを非表示/違反報告)
アネモネ009 - 楽しんで読んでます！これからも更新頑張ってください!! (2018年8月20日 23時) (レス) id: 75d4b4369f (このIDを非表示/違反報告)
こん - 更新頑張ってください (2018年8月1日 16時) (レス) id: 44511884a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暇犬
| 作成日時：2018年7月10日 2時
