｛４７｝side：天月 ページ48
あー疲れた･･･。
どんな仕事でもさすがに初日って疲れる。
歌い手をやりながら、最近始めたのがコンビニのバイト。
本当だったら古株の先輩女の子に教えてもらえるはずだったんだけど･･･なんか急用が入ってしばらく休みだそうだ。
それで、「あのガキ着拒しやがった。ここから近いからさ、帰るついでにシフトいつ出れるか聞いてきて」って店長(女の人。絶対家庭の権力握ってる)に言われて僕は教えて貰った住所に向かっていた。
僕としては、早くシフトに入ってほしい。
不慣れすぎて手が回らない。走馬灯見えた()
天月「えーと、住所はここで合って･･･って、え。
隣まふくん達が住んでるマンションじゃん」
センラ「あれ･･･天月くん？」
道理で見覚えのある場所だと思った。
指定されたっぽい家についたけど、そこには見知った顔が居た。
天月「センラくん。
それに、そらるさんと･･･うらたくん？」
そらる「え･･･なんでお前ここに居るの？」
天月「僕は仕事の先輩にシフト聞きに。
店長から言われた住所がこの家なんだけど･･･そっちは？」
うらた「俺らは･･･」
がちゃ･･･
全員「「！」」
「はい･･･どちらさ･･････」
家の中から誰か出て来る。
･･･え、なんか今にも倒れそうなくらいフラフラなんだけど。
そらる「え･･････ね、ネコさん･･･？」
眞弥「･･･いけめんのげんかく、？
こ、この際誰でもいい･･･誰でもいいから、私を
センラ「匿う？何から･･･？」
眞弥「お願い･･･早くしないと･･･奴が･･･、お犬様が･･･！！」
ガッ！！
眞弥「ひィィ！！！」
ネコさんと呼ばれた女の子の首が、いきなり誰かの手で掴まれた。
え、何事･･･？
その手の主はゆらりと姿を現す。
ネコさんの顔からサーッと血の気が引いていく。
「にゃんちゃ〜ん･･･つーかまーえたァ」
眞弥「ちょ、ま･･･ほんと待って！」
「お花摘みに行くんじゃなかったのかなァ･･･？
トイレはこっちじゃないよ〜･･･」
眞弥「Aも疲れてるじゃん！
それに、あんなに載せたんだからもう･･･！」
A「･･･ふふふ･･･ふ、ッくくく･･･」
何が何だか･･･。
とりあえず今解ってる事は、首を後ろからギリギリと掴まれてる女の子がネコさんで･･･そのネコさんの首を掴んでクツクツと笑ってる人がAって名前だと言う事。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1554人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れい - おもしろいっ...！まだ21までしか読んでないですけどあらきさんとか期待してるっ(コソッ (2018年8月20日 11時) (
レス) id: 771565bf4e (このIDを非表示/違反報告)
エノちゃん - おもしろいですね！(´∀｀*)読むのがたのしいです！(*´∀｀*)尸"ｶﾞﾝﾊﾞﾚｰ (2018年2月26日 19時) (レス) id: a4c44b8e0b (このIDを非表示/違反報告)
暇犬(プロフ) - Aoさん» ありがとうございます！(*^^*) (2018年2月18日 10時) (レス) id: 1b14e57a26 (このIDを非表示/違反報告)
Ao - 面白すぎッスよ！！更新待ってますね！頑張ってください！ (2018年2月18日 5時) (レス) id: c6819d9008 (このIDを非表示/違反報告)
暇犬(プロフ) - 光希さん» はい、頑張りますっ！ (2018年2月16日 22時) (レス) id: 1b14e57a26 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：暇犬
| 作成日時：2018年2月13日 1時
