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25.すぐる ページ27

紺side

五条に気絶させられ、目覚めると見たことの無い真っ白な天井。

「おや?起きたのかい?」

そう声をかけられ声のする方へ視線を向けると本を持っている前髪が変な男の姿。

『おまえ、だれだよ……』

「あぁ、私は夏油傑だよ。君は?」

君は……?僕に名前を言えと言っているのだろうか?

『名前は、ない…かぁさんが、つけてない』

そういうと夏油は一瞬目を見開き考え込む。
なんなんだコイツ、
そんなことを思っていると誰かが廊下を歩く音後聞える。
音からして女、ピンヒールが地面を叩く音。
そして間もなくして扉が開かれる。
予想どうり入ってきたのは茶髪ロングの女。

「予想より2日早いな、さすがと言うべきか?」

「この子について何かわかったのかい?」

「あぁ、こいつは呪霊と人に間に産まれた半呪霊だな。

五条の調査によれば母親はもう既に他界している

父方の呪霊も祓われているな。」

何を言っているんだ?この女は、僕はずっと独りでいたんだ、親なんて……。
そんなことを考えていると扉が開き人が入ってくる。
白髪から五条だと思われるが

「とりあえずそいつは高専で保護する形になる。

面倒は傑が見ることで話しが纏まったからよろしく。」

「なんで私が……」

そう言って頭を抱えるすぐる(?)
なんだか面倒くさそう。

『僕は祓われるんじゃないのか?五条』

「ん〜?君はトクベツだからね。今は保護危害を加えるなら祓う。」

とりあえず今はまだ残しておくってだけってことか

「起きたなら早くベッドを空けてくれるかな?」

「あぁ、今連れていくよ。」

そう言ってすぐるに腕を引っ張られる。
呪術師とは自己中心的なものだな。

『僕の手を引っ張るな、痛い』

「はいはい、ちょっと黙ってて」

少しくらい、面倒を見てもらってもいいかもなと、そんな人間らしいことを思ってしまったのは気の所為だろう。

26.呪霊→←24.対峙



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2006.yuna.0215@gmail.com(プロフ) - 傑と呪霊くんの話できればめっちゃ見たいです…!話の展開とても面白かったです! これからも応援してます! (2021年4月27日 0時) (レス) id: ef870bb2d1 (このIDを非表示/違反報告)
じんべーざめ - 異端さん» ありがとうございます!もっと更新ペースを上げられよう頑張ります! (2021年4月2日 18時) (レス) id: 9453f9490a (このIDを非表示/違反報告)
異端(プロフ) - 更新いつも楽しみにしています!!頑張ってください! (2021年4月2日 15時) (レス) id: 22d2735c29 (このIDを非表示/違反報告)
じんべーざめ - 雪マカロンさん» ありがとうございます!頑張ります! (2021年3月2日 21時) (レス) id: 303ca42184 (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 面白いです!更新頑張ってください! (2021年3月1日 22時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:じんべーざめ | 作成日時:2021年2月18日 18時

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