裏話 ページ18
いきなりスアちゃんの爆弾発言。
ﾂｳｨ「そういえば、気になる〜！！」
ｸﾗｽﾒｲﾄ2「教えて教えて！」
一気に雰囲気が盛りあがる。
ツウィはさっきまで心配してくれていたのに、裏切り者だ。
ﾁｬﾝ「ああ、それはね······」
照れるなあと、とんでもないことをばらそうとする隣の人。
A「ノーコメントで！！！！」
慌てて遮ると、沸き起こるブーイング。
「ケチー」だの、「つまんないのー」だの、「最初に言う言葉がノーコメントだなんて水くさい」だの、
私には知ったこっちゃない。
それよりもやるべきことがある。
A「ちょっとチャナ！！何言おうとしてんの！？」
ﾁｬﾝ「え、ダメだったかな·····？」
そう可愛く首を傾げる彼は絶対に確信犯だ。
A「当たり前でしょ！そんな、は、恥ずかしい事！！」
恥ずかしさからか、珍しく取り乱している私。
そんな私を見て、チャニは優しく微笑む。
ﾁｬﾝ「そんなに恥ずかしかったの？ごめんね？」
頬を両手で包まれて、しっかりと目が合わせられる。
ﾁｬﾝ「案外照れ屋さんなんだね。可愛すぎるんだけど俺の彼女〜！」
そのままうりうり〜とされた。
温かいチャニの手が、今はやけにぬるく感じる。
それくらい、今の自分はときめいてしまっているんだと実感した。
ｽｱ「やー、ラブラブじゃない。周りも見えないくらい夢中になってるし。」
その一言ではっと我に返った。
そんな様子を見て、嬉しそうに笑っているスアちゃん。
ｽｱ「幸せそうでほんとに良かった。協力した甲斐があったわ」
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作者名：鎖夏 | 作成日時：2019年12月25日 0時
