近くに行っちゃダメですか？《Hikaru.Y》

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八乙女「ここのお店､すんごい美味しいから！」







A「へー､楽しみです｡」








お店に着いたのはいいけど､さっきの事が頭から離れない｡




ほんとに私とご飯で良かったのかな？








八乙女「何飲むー？」







A「えーっと､ウーロン茶で｡」







八乙女「じゃあー､俺はビールにしよ。」








さすがにここ毎日、飲み過ぎだから今日は我慢｡








八乙女「そーいえば､Aちゃんと2人だけでご飯は初めてだよねー」








A「そーですねー」








八乙女「念願のお食事会だー！」







いえーい､とはしゃいでいる八乙女さん｡







にしてもさっきの女優さん､すごい怖い顔してたなー｡






やっぱりなんで断ったんだろ？







A「女優さんからのせっかくのお誘いだったのに､断って良かったんですか？」







八乙女「当たり前だよー！Aちゃんとご飯行ったほうが楽しいもん！」







A「でも、あんなに綺麗な完璧な人より私とご飯なんて…」







八乙女「確かに、綺麗だとは思うけど俺はAちゃんとの時間の方が好きだし｡Aちゃんだって、相当可愛いしね！」







…不意打ちはずるい｡








どんどん顔が熱くなってきた…｡








きっと今、私の顔は真っ赤になってる｡

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