近くに行っちゃダメですか？《Hikaru.Y》

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本当は芸能界でのデビューを夢見ていた私｡







だけどそう簡単には上手くいかなくて､オーディションに落ち続ける毎日｡






諦めよう､と思ってもやっぱり華やかなこの世界への憧れは捨てられない私はマネージャーになろうと決めた｡






元々､高校時代は野球部のマネージャーだったから面倒見はいいほう｡







自分なんて素人だから、無名のタレントなどを担当するんだろうと思っていた｡








…まさかアイドルのマネージャーになるなんて…｡






アイドルなんて興味がなかった私でも八乙女光という存在は知っていた｡






自分にアイドルのマネージャーなんて務まるのか…






本気で悩んでいた時､テレビ番組に八乙女さんが出ていた｡







現場を笑いで包み込む、優しそうな人柄｡







その瞬間、私はこの人のマネージャーになる｡




そう決めた。

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