story17 ページ18
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夜、寝ている時
扉が閉まる音で目が覚めた
ぐるんと寝返りをうって、そちらを見てみると
背の高い人影が写る
「…？」
月島「…あ…起こした…？
ごめん」
こう言うとき、つくづく声が出ないのを恨めしく思う
暗闇の中でノートに書いたって、見えないから意味が無いし…
月島は「電気をつけるよ」と、唐突に言い出した
直後ついた灯りに目が眩む
月島「…ちょっと良い？」
そう言って、ベッドの縁に腰掛ける
その声色や表情から、重要な話だと察知したAは、むくりとベッドから起き上がる
月島「…次の作戦が、ちょっと危険になりそう
それで、このアジトから移動する事になった」
危険
アジトから移動
その言葉が含む内容は、容易に想像が付く
アジトから移動と言う事は、何かしらの理由で、この場に居るのは危険だと判断されたのだろう
Aは、重く頷いた
でも…
と、付け足した月島は、彼女を優しく抱きしめる
月島「何があっても、Aは守るから」
「…」
その言葉は、信じられる気がした
だけど、同時に悲しい気持ちにもなった
自分は櫻木家の娘で、家宝の情報を持っているから
ただそれだけ
その情報すら無ければ、自分は今、此処に居なかっただろうから
要は、自分の居る必要性なんて、これっぽっちしか無いのだ
前々からあった思い
皆と居られるのは、情報を持っているから
情報が無ければ自分は用無し
喋れるようになれば、情報を言わねばならない
そしたら、私は家に戻されるだろう
私＝情報のオマケ
それが悲しかった
月島の背中に手を回さず、頭だけを肩に預けた
すると、月島は私の頭を撫で始める
月島「…あのさ
少し聞いて欲しいんだけど……
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あずきいろ
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草笛(プロフ) - 雷月さん» あ、『る』だ…スミマセン！ (2016年1月12日 18時) (携帯から) (
レス) id: 1982fbf675 (このIDを非表示/違反報告)
草笛(プロフ) - 雷月さん» ほんとだ…！ら、が抜けてました！教えて下さりありがとうございました”(ノ><)ノ (2016年1月12日 18時) (携帯から) (レス) id: 1982fbf675 (このIDを非表示/違反報告)
雷月 - あの、17話の守からって守るからじゃないですか?私が間違ってたらごめんなさい (2016年1月12日 16時) (レス) id: abe2fb58fd (このIDを非表示/違反報告)
冰夊(プロフ) - く、黒尾さん、ww (2015年12月29日 11時) (レス) id: 7947d9862f (このIDを非表示/違反報告)
草笛(プロフ) - 子兎さん» 続編、作らせて頂きました！まだ一話しか書いて居ませんが、早く書けるよう頑張ります！ (2015年12月27日 23時) (携帯から) (レス) id: 1982fbf675 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：草笛 | 作成日時：2015年12月8日 21時
