story15 ページ16
・
洗い物を終え、やることが無くなってしまった
赤葦「…あ、そうそう」
キョロキョロ辺りを見回している彼女に話し掛けた赤葦は、あるものを差し出した
赤葦「喋れないと、コミュニケーションがとりにくいから…」
それは、ノートとペンだった
ノートの表紙はアンティークなデザインで、B5の大きさ
ペンは青色のインクで、蝶々の飾りが着いている、少しオシャレな物だった
どこにでも売っていそうな、普通のノートとペン
しかし、それを受け取ったAは、嬉しそうにはにかんでいた
急に、はっとした彼女は
貰ったノートに早速文字を書き始めた
それをぱっと開いて赤葦に見せる
《ありがとうございます》
そこには、少し丸い文字が書いてあった
たった10文字
それでも、赤葦の心には充分届いた
自分に対して感謝されるのは、誰であろうと嬉しいのだ
それが、今まで話していなかった彼女となれば、その気持ちは二倍にも三倍にもなる
赤葦は、そんな彼女に向かって、微笑みながら大きく頷いた
…ガチャッ
黒尾「ほんじゃ、仕事行ってくるわな」
行く前に、少し顔を出す黒尾
Aは、そんな黒尾に近付き、ノートとペンを見せた
黒尾「？」
うん？と首を傾げる黒尾
その後ろから月島と木兎が来る
月島「黒尾さん邪魔です…
…それどうしたの？」
Aが持っているノートに気付いた月島がそう尋ねると
彼女はなにやらノートに書き始めた
《赤葦さんに貰いました》
木兎「そっかぁっ!!
喋れなくても、これなら会話出来るな!!
赤葦頭良いなぁっ!!」
そう言いながら、Aの頭をくしゃくしゃ撫でる木兎
それに対し、彼女も嬉しそうに笑った
黒尾「…とまぁ、このままここに居たいけど、仕事行かなきゃヤベェわ」
行ってくるなー、そう言って黒尾達は仕事に行った
赤葦「…遅刻寸前だな…」
それを見ていて薄く笑う赤葦であった
*********
ここまで書いて気が付く…
まだ１日過ぎていない…!!
ここから一気にとばしますねっ!!
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 675人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
草笛(プロフ) - 雷月さん» あ、『る』だ…スミマセン！ (2016年1月12日 18時) (携帯から) (
レス) id: 1982fbf675 (このIDを非表示/違反報告)
草笛(プロフ) - 雷月さん» ほんとだ…！ら、が抜けてました！教えて下さりありがとうございました”(ノ><)ノ (2016年1月12日 18時) (携帯から) (レス) id: 1982fbf675 (このIDを非表示/違反報告)
雷月 - あの、17話の守からって守るからじゃないですか?私が間違ってたらごめんなさい (2016年1月12日 16時) (レス) id: abe2fb58fd (このIDを非表示/違反報告)
冰夊(プロフ) - く、黒尾さん、ww (2015年12月29日 11時) (レス) id: 7947d9862f (このIDを非表示/違反報告)
草笛(プロフ) - 子兎さん» 続編、作らせて頂きました！まだ一話しか書いて居ませんが、早く書けるよう頑張ります！ (2015年12月27日 23時) (携帯から) (レス) id: 1982fbf675 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：草笛 | 作成日時：2015年12月8日 21時
