５球目 ページ7
A｢…油断、大敵、だよね？ちゃんと、スパッツ、履くから、下着は、大丈夫だと、思う｣
リョーマ｢…そういうことじゃないんだけど(ﾎﾞｿｯ｣
A｢…何か、言った？｣
リョーマ｢いや、なんも？｣
A｢…そう？｣
Aがリョーマの本心を汲み取れないまま、１日が終わった。
翌日、青学は騒然としていた。
まぁ原因はリョーマとAなのだが。
男子テニス部唯一の１年生レギュラーと、女子の制服を着た瓜二つの少女が並んで歩いていたら誰でも驚くであろう。
A｢…朝練、良かったの？｣
リョーマ｢…まぁグラウンド２０周は覚悟してるよ｣
A｢…そう｣
無表情なAと反対に、リョーマは少し表情を歪ませていた。余程嫌なのか、それともあの部長さんが怖いのか…そうAは１人考えていた。
リョーマ｢…多分レギュラーの人と会うのは放課後かもね｣
A｢…そうかもね。どっちでも、いいけど｣
２人は会話をしながら、校舎の中に入っていった。
…放課後←(ごめんなさい適当で。でもベタな感じになりそうだったので…)
桃城｢あー！越前！！お前今日の朝練来なかったろ！部長すげー怒ってたぜ？｣
リョーマ｢まぁAを案内してたんで…Aもすぐに来ると思いますよ｣
菊丸｢あれ〜？あんなところに女子がいるにゃ！！｣
菊丸の大きな声にリョーマ達は声を上げた菊丸の方を見た。
そこには…
リョーマ｢あ、A。用は終わったの？｣
A｢…(コクッ。暇、だから、見に来た｣
菊丸｢…え、｣
全員｢｢｢｢｢ええええええ！！！！｣｣｣｣｣
女子の制服を着ているAにずっと男子だと思っていた部員たちは驚きの声を上げていた。
Aはこてんと首を傾げたが、リョーマは｢あぁ…｣と声を出した。
リョーマ｢Aの昨日の格好男子みたいだったから、みんな驚いてんだよ。気にすんな｣
A｢…へぇ、そうなんだ。そんなに、リョーマに、そっくり？よく、分からない、けど｣
Aの表情は変わらず、不思議そうな感じで首を傾げていた。
リョーマが何かを考えると、バッグの中をごそごそすると、何かを取り出した。
A｢…ヘアピン？｣
リョーマ｢そ。少なくとも女の子らしくはなるんじゃない？｣
そう言いながらAにヘアピンをつけようとするリョーマだが…
リョーマ｢…Aちょっとしゃがんで。つけらんない｣
A｢あ、うん。わかった｣
文字数…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 248人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「テニスの王子様」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アイ - 続きが楽しみです！ 更新頑張ってください♪ (2016年4月10日 15時) (
レス) id: d703658882 (このIDを非表示/違反報告)
星月?*.｡☆(プロフ) - 大丈夫ですよ！！ありがとうございます！！面白そうだと言っていただけて嬉しいです！！更新頑張りますね！！ (2015年9月14日 5時) (レス) id: 37e93e24da (このIDを非表示/違反報告)
スピカ - こんな時間にごめんなさい。とても面白そうです！続きが楽しみです！！ (2015年9月14日 2時) (携帯から) (レス) id: 3f8244a9f4 (このIDを非表示/違反報告)
星月?*.｡☆(プロフ) - ゆんさん» 有難うございます！！！！面白いと言ってもらえて嬉しいです！！！ (2015年9月5日 21時) (レス) id: 37e93e24da (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - こんばんわ。はじめまして お話がすごくおもしろいで、ユニークです。笑つづきたのしみです。次の更新をたのしみにしています。 (2015年9月4日 0時) (レス) id: 42c7b2a742 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：star moon | 作成日時：2015年7月12日 22時
