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4球目 ページ6

A「…部活の、邪魔、みたいだから、今日は、外で、見てる」


リョーマ「まぁその格好ならいいか。水分ちゃんと摂りなよ」


A「(コク…分かった」


Aがリョーマにそう告げると、テニスバックを背負って出入り口から外に出た。
既に帽子は深く被られていて、顔がよく見えなくなった。


不二「それじゃあ手塚、部活の続きをしようか」


手塚「そうだな。…越前、あいつはここに入るのか?」


リョーマ「いや、Aはここには入れないっすね」


リョーマの意味深な言葉に手塚も疑問をもったようだ。


手塚「…どういうことだ?」


リョーマ「まぁ明日見れば分かるっすよ」


リョーマの言葉の意味が分からないまま、テニス部の部活は終わった。







リョーマ「親父ー、A帰ってきた」


南次郎「えっ!もう帰ってきたのか?!アメリカはどうした?!」


リョーマの言葉にリョーマたちの父、越前南次郎が玄関まですっ飛んできた。


A「…ただいま。リョーマたちが、いないと、つまんないから、帰ってきた」


Aは帽子をとって、淡々と話した。
南次郎はホッとした様子でAの頭を撫でた。


A「…痛い」


南次郎「おっとすまんな。でもちゃんとここに来れて良かったぜ。リョーマもたまにはいい事するな〜」


南次郎はリョーマに話を振ると、リョーマはムスッと不機嫌そうな顔になった。


リョーマ「たまにはってなんだよ。つーかAがこっちに来たの。家が分からないからって」


A「…青学は、駅から、近かったから、分かった。だから、リョーマに、会いにいった」


Aとリョーマの言葉に南次郎はちぇー、っと唇を尖らせた。
Aとリョーマはそんな南次郎を放っておいて、自分達の部屋に向かった。


リョーマ「…やっぱり制服は女子のか…」


A「…まぁ、仕方ないよ。一応、女子だし」


リョーマ「確かにAはなんでも似合うけど…」


女子のAは中学1年にしては…いや、女子として長身で、どうしても大きいものが必要になる。


A「リョーマが、言いたいのは、スカートの、こと?」


そう、リョーマが危惧しているのはスカート丈のことだ。Aもそれは自覚していたので、リョーマが言葉を濁らせていたところを代わりに言った。


A「…大丈夫。変なことには、巻き込まれないと、思うから」


リョーマ「…それでも油断はしないでよ?」


文字数…

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アイ - 続きが楽しみです!   更新頑張ってください♪ (2016年4月10日 15時) (レス) id: d703658882 (このIDを非表示/違反報告)
星月?*.。☆(プロフ) - 大丈夫ですよ!!ありがとうございます!!面白そうだと言っていただけて嬉しいです!!更新頑張りますね!! (2015年9月14日 5時) (レス) id: 37e93e24da (このIDを非表示/違反報告)
スピカ - こんな時間にごめんなさい。とても面白そうです!続きが楽しみです!! (2015年9月14日 2時) (携帯から) (レス) id: 3f8244a9f4 (このIDを非表示/違反報告)
星月?*.。☆(プロフ) - ゆんさん» 有難うございます!!!!面白いと言ってもらえて嬉しいです!!! (2015年9月5日 21時) (レス) id: 37e93e24da (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - こんばんわ。はじめまして お話がすごくおもしろいで、ユニークです。笑つづきたのしみです。次の更新をたのしみにしています。 (2015年9月4日 0時) (レス) id: 42c7b2a742 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:star moon | 作成日時:2015年7月12日 22時

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