111話ですよ。 ページ27
へ「圧し斬る!」
『グッ…。キッツいなぁ…。』
あんまり刀剣男士に手を出したくない。だから防戦一方ってことで。防戦しながらどうするかとか全然考えられないわけで。もうどうしたらいいの私。
女「五虎退…。おいで…。」
五「役人様……!」
やっぱり私のおまじないのおかげか五虎退にはあの女の声が聞こえないみたいね。よかったよかった。
へ「 俺の刃は…防げない!」
会心の一撃きたぁ。私へのダメージ大。しかも、よりによって気が逸れた時に会心の一撃してきたし。まぁ、これは私がいけないんだけど。
女「五虎退…。なんで…?」
おっと気付き始めたかな。五虎退のおまじない取られたら私の負け確定みたいなものだけど。援軍来ないかなぁ、来ないよねぇ。
『あー。へし切長谷部様?貴方様が仕える主とやらは、貴方様方で殺されたのでは?』
へ「だからぁ?」
おっと。催眠術的な何かをかけられていたら元々用意されていた言葉しか喋れなくなっちゃうのかな?あ?メタい??失礼しました。
『うーーん。どこかにボロがあるはずなんだけど… 。』
攻撃を受け流しながら後ろに回ったりして、術の大元を探してるんだけど。これは…。あの女、術系上手だな。
五「あっ…。」
『どうされましたか??』
五「いや…。あの…長谷部さんの刀に元々は無かったような数珠がつけられてるような…。気のせいですよね…。」
『いやいやいや。正解です。絶対それです。五虎退様はよく他の方を見ておられるのですね。』
いやぁ気づかなかったなぁ。そんなあからさまなとこに数珠つけてたら普通気づくだろ。自然すぎて気づかなかったわ。はい、私の落ち度〜。
『よりによって縁金の所に巻くか…?断ち切りにくいじゃん…。』
刀をどうにか弾かせてから柄目掛けて切らないと。持ってるまま切っちゃったら腕飛んでっちゃうかもしれないしね。
へ「っ……ははっ」
私が攻撃を始めたから焦りだしたかな?すぐ怪我負っちゃって。大丈夫、中傷まではセーフ。
女「うそ…。ダメよ…。ダメ…。」
エレキテルなんたらかな?懐かしいなぁ何年前だっけ。だんめよぉ〜だめだめってな。あー面白くない。
『よいしょっと。』
へ「……!」
グッと押し上げるように刀を弾き飛ばす。これでもう勝ち確定かな。転がした刀に向かって私の刀を振り下ろした。
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光莉(プロフ) - 彼方さん» あの頃の10番はきっと疑わない性格だったんでしょうね....。少し走ってしまってちょっと読みにくい文面になってしまい申し訳ないです(´・ω・`)またこの辺りは本編で触れたいと思ってるのでその時にはもっと詳しく書けるようにします!応援ありがとうございます! (2019年5月23日 7時) (レス) id: 78dc364c5f (このIDを非表示/違反報告)
彼方(プロフ) - 流れるようにブラックな部署に配属された10番さんが哀れな様なちょっと面白いような。これは逃げられませんね。でも人事の目は正しかったんだなと今までのお話読んでてよくわかるのて、良かったです!10番さん光莉さま、お身体に気をつけて、これからも頑張ってください (2019年5月22日 20時) (レス) id: 90eb996ab4 (このIDを非表示/違反報告)
光莉(プロフ) - 彼方さん» コメとリクありがとうございます!入社のお話はいつか書きたいと思っていたのでリクを頂きとても嬉しいです!ブラック会社云々はどうだったんでしょうね...?公開まで今しばらくお待ちください! (2019年5月15日 8時) (レス) id: 78dc364c5f (このIDを非表示/違反報告)
彼方(プロフ) - はじめまして。一気読みさせていただきまして、とても好きな作品だと思いました。丁度リク募集中とのことで、図図しいですがリクエストさせていただきたいです。10番が引継部に入社?した時のお話とか読んでみたいです。まだブラックな職場とは知らないのでしょうか。 (2019年5月13日 15時) (レス) id: 90eb996ab4 (このIDを非表示/違反報告)
光莉(プロフ) - iceblast5さん» ありがたいお言葉ありがとうございます!ゆるゆると更新していきますが、頑張ります! (2019年5月2日 11時) (レス) id: 78dc364c5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光莉 | 作成日時:2019年5月1日 14時