20話ですよ。 ページ24
宗「僕は……救われても良いのでしょうか……。大切な人を守れず、裏切るような真似をした僕が……。」
『ここで折れるより、これから先もその事を背負い新しい主にその様な思いをさせないよう尽くす方が、大切な人を裏切ってしまった貴方様への罰となるのではないでしょうか。新しい審神者さんには言えないですけどね、こんな事。』
ニヤッと笑って内緒のポーズをとる。
いい年こいた奴がなんてポーズをとってんだ。このポーズが可愛いで許されるのは未成年までだぞ。あ、グサッときた。自分の言葉にグサッときた。
宗「そう……でしょうか……。」
『ええ。戒めとして、自分への戒めとしてこれからも生きていきませんか？そのためには今ここで、私に手入れされなくちゃいけませんね。』
こんのすけと小夜はもはや空気であるが、話はトントン拍子だ。いける。
小夜「兄さま……。」
おっと、小夜が喋ったぞ。空気はこんのすけだけだな。
宗「お小夜……。そうですね。お小夜や江雪兄様ともう会えなくなることは寂しいですし、新しい主のため生きていくことが戒めとなるのなら、ここで手入れをされた方がいいのかもしれませんね。」
『でしょう？では早速手入れさせていただきますね。』
小夜と繋いでいた手を離し、両手を宗三に向ける。
『……。本体か、貴方様に触れたら治りが早いのでそうしたいのですが。』
いい終わった瞬間にぐいっと引っ張られた。誰に？そう、宗三に。今や、私はもう彼の腕の中。
『……。えっ。』
宗「触れた方が治りが早いのでしょう。なら触れる面積が多ければもっと早いということでしょう。」
『あー。なるほど、今まで気づきませんでした。』
ほんとに、今まではだいたい本体に触れるか手に触れるかだったから……。
ならばと、私はぎゅっと彼を抱きしめた。彼はビクッとなったが構わずそのまま、彼に霊力を流し込んだ。
『治れ治れ治れ治れ』
小夜「物事をする度にこうしてるの？」
こ「役人様曰く、口にした方がやりやすいだそうです。」
小夜「そうなんだ。」
『小夜左文字様も！』
小夜「えっ。」
ぐいっと彼を引っ張り2人を包み込んだ。
宗三を治している時小夜の声が聞こえ、そういえば彼も中傷だったような。それなら2人とも治すか。という事だ。
21話ですよ。→←19話ですよ。(追記あります。飛ばしても可)
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光莉(プロフ) - もぐ。さん» そんなに褒められると嬉しすぎて鼻血出ちゃうほど頑張れます！！！オリキャラ結構気に入ってるんです.......。みんな個性的で面白くしたいです.......。 (2019年2月21日 22時) (
レス) id: 78dc364c5f (このIDを非表示/違反報告)
もぐ。(プロフ) - 光莉さん» ああありがとうございます！いつまでも待ちます…光莉さんのかくオリキャラが魅力的過ぎて引継ぎさんに就職したい…（ (2019年2月21日 16時) (レス) id: db838376b6 (このIDを非表示/違反報告)
光莉(プロフ) - もぐ。さん» 有り難きお言葉です.......！薬研くんもぼちぼち出てくる予定です(｀･ω･´)もうしばらく少しだけお待ちいただけたら幸いです.......！ (2019年2月20日 18時) (レス) id: 78dc364c5f (このIDを非表示/違反報告)
もぐ。(プロフ) - すっごいすきです！薬研推しなので薬研楽しみにしてます！（うるさい）更新頑張ってください(>_<) (2019年2月20日 17時) (レス) id: db838376b6 (このIDを非表示/違反報告)
光莉(プロフ) - ★九尾★さん» ( 'ω')ﾌｧｯ!?応援いただきありがとうございます......！これからも頑張っていきますので気ままに見てやってください(*´-`*) (2019年2月20日 8時) (レス) id: 78dc364c5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：光莉 | 作成日時：2019年1月19日 12時
