実録！俺たちの学校生活！

18ゎめ ページ19

Aさんside

なんとなんと、

この6-1に転入生が来ました！

その名もひとみん！！(あたしが心の中だけで呼んでるあだ名です)

とまあ、そんなことは置いといて、

ひとみんが来た日、うちのクラスで盛大にお迎えしました↓


A「転校生転校生転校生まだかな」

雅鹿「そんなに気になるのｗｗ」

だってだって転入生だよ!?

超完璧ちゃんか超地味な子がきて

様々な出来事が起きていくあれでしょ!?

ドアの窓から廊下を眺め

転入生を待つ。

それが今日の任務です。(なんなものは存在しない)

りゅう「馬鹿じゃねーのー」

A「お前に言われたくねぇよー‥‥」

正直、この時間になっても来ないし、

もしかしたら今日は休みなのかもしれない

なんて思いもするけど、

あたしは諦めない！！

諦めない‥‥！！

あきらめ‥‥‥‥

A「やっぱ諦める」

ってなり、席に戻ろうとすると、

タッタッタッ

先生達の足音が‥‥!?

もしや‥‥‥‥

A「てて転入生きたあああああああ！！！みんな！！転入生」


「えっ、転入生!?」

「おいお前ら！！！拍手で迎えるぞ！！！！」

あたしの一言により、クラスが騒ぎ始める。

そして

ｶﾞﾗｯ______

全『ああああっ』

全員が一気に拍手をはじめ‥‥


先生「なにやってるの？」

全「 」

その後、ちゃんとひとみんが入ってきた時には拍手で迎えました。


自己紹介が終わり、授業に入ろうとしたところで、
やっぱりこのクラスは騒ぎだす。

「先生！！」

「歓迎会を！！」

「やりましょう！！」

健斗「俺も俺もー」

雅鹿「私もー！」

ええーっと困った顔をした先生は
しょうがないなー、と１時間目だけ

フルーツバスケットをさせてくれることになった。

しかし、ひとみんはすごい人見知りらしく、
まったく喋ろうとも動こうともしない。
そんなひとみんに気を使ううちのクラス。
そして、気の使い方も雑なうちのクラスなのです。

唯一ひとみんについて知っていることは、アニメが好きという事だけ。

だからりなこちゃんが

りなこ「アニメ好きな人ー！」

と言ってみたり、

ひとみんは髪が長いので、

はなちゃんが

はな「髪が長い人ー！」

などと言って、ひとみんに動いてもらおうとする。
が、全く動かないひとみん。

そこで、

「ひとみちゃんのことが大好きな人ー！」

「ひとみちゃんのことを愛してる人ー！」

など、
もうどうにかなれみたいな事をし始めるあたし達でした

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