Delusion Dark Pot 5

その3 ページ39

伊野尾side




やま「ちーちゃんただいまぁぁぁっ！！」




ちね「りょーーすけぇぇぇっ！！！」





7:00ごろ、山田が帰ってきて
部屋に入った瞬間に



思いっきり山田に飛び付いて

抱きつく知念



んだよこいつら。



5年ぶりの再開？



12時間ぶりぐらいでしょ？




やぶ「知念頑張って
いい子にしてたもんな？」



ちね「うん！ゆーりいい子なの！」





やま「えらいえらい！」



うわ、めっちゃ甘々濃厚な空気



砂糖はきそ。




オレも大ちゃんと
いちゃいちゃしてーよぉ………




やぶ「ん、邪魔者は帰るわ
伊野尾、帰るぞ」



「ほーい、じゃね。二人とも」



よし、とっとと帰って大ちゃんと
いちゃいちゃラブラブするか！



「あ、知念」



ちね「んぅ？どしたの？」



「言ってたこと、やりなよ？」




ちね「ゆーりできるもん！がんばる！」




…………




山田side




あぁ、ちいちゃんが可愛い



とーにーかーく、可愛い




ちね「ね、りょーすけ？すきぃ！
だいすきぃ！！りょーすけすき！」




「オレもちいちゃんだーーーーい好き！」




そうやって言って

ちゅ、とキスをすると



幸せそうににぱにぱと笑う。





ちね「りょーすけいなくてね、
ほんとにさびしかったの
でもゆーりがまんしたの、えらい？」




「えらい、ほんとにえらい！
さすがちいちゃん！がんばりました！」




ちね「んふふ、じゃーね、ごほーびに
ちゅーしてぇ？」



「もちろん！」




角度を変えて
何度も何度もキスをすると


どんどん顔がとろーんとしてくる



本当に可愛い
どーしましょ、可愛いすぎるんですけど



これはもう、………襲いたい！




こんなに可愛いちいちゃんを

ぐっちゃぐちゃにしたいですね！！！





…………でもさ、この状況の
ちいちゃん襲うってどーなの？




こんな汚れを知らない、純粋無垢な

天使みたいなちいちゃんを



オレが汚してもいいの！？




ド鬼畜ド変態な光くんとかなら



『汚れを知らなくて、純粋無垢な薮を
オレの手で汚して
ぐちゃぐちゃにしてやりてぇ……』



とか言いそうだけどね

気が引けるのですよ



まだまだオレは常識人だから！多分！




というか普通にさ、綺麗すぎるものは
汚しにくいじゃん？



新品のノートに初めて書くとき
抵抗あるでしょ？




あ、ないのね



ちね「ねね、りょーすけぇ？」

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