Delusion Dark Pot 5

その3 ページ23

山田side



オレが固まっていたからか



ちね「ど、した………の？」



たどたどしくちいちゃんが聞いてくる



その問には答えず

ふわ、とお姫様抱っこし

優しくソファーに押し倒した



ちね「ぅ、え！？りょ、……すけ！？」



「ん、なーに？」



ちね「ちょ……えぇ？」



「我慢できないの。
ちいちゃんちょーだい？」



そう言ってチュッ、と軽くキスをすると



ちね「ふぇ、ここっ……楽屋ぁ……」



顔を赤くしながらそう呟く



「みんな帰ったじゃん、ね？」



耳元でそう囁いても




ちね「い、やぁ……」



なんて拒否する悪い子の口は
塞いじゃいましょう！



ちね「ん、っ………ぁ…………ぅ」



そこからどうなったって？



んふ、ひーみつ♪


あんなに可愛いちいちゃん
見せるわけないじゃん



………




あり「山田と知念大丈夫かな？」



いの「……まあ大丈夫でしょ！」



あり「だといいけど………」



いの「大ちゃんはさ、もしオレが
GPSつけてたらどーする？」



あり「え、オレに！？」



いの「うん。」



あり「えっと………あのさ、
あんまり言いたくないけど
いのちゃん今さ、つけてるよね？」



いの「ほぇ！？」



あり「え、いや
つけてる………よ、ね？」



いの「う、うん…………」



あり「あ、やっぱりぃ？」



いの「え、いやなんで言わないの！？
いいの、つけられてても？」



あり「いのちゃんなら………別に
いのちゃんのことだろうから
オレの全てを見てたいーとでも
思ってたんでしょ？」



いの「大ちゃんっ、………せーかい。」



あり「あ、そう？
いのちゃんじゃない人につけられてるなら
気持ち悪いし、その人許さないけど
いのちゃんなら……いいかな？」



いの「あああっ！！もう！」(ｸﾞｲｯ)



あり「え、うわ。いのちゃ？
トイレ……したいの？」



いの「大ちゃんが可愛いすぎるんだからね！
大ちゃんのせいだからね！！」



あり「えっ！？ っ、ぁ…………んっ、
い、のちゃぁ………っ、」



いの (あぁ！くそ！可愛すぎるだろ！！)




END

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