その4 ページ4
薮side
やぶ「だめだよ!
もし戻ったとき、話分かんないじゃん!」
…………まぁ、それもそうか
「なんか大ちゃん怒ってた
薮ちゃんが頑張って甘えようとしてるのに
あんなに拒絶するな!
甘やかしてあげて!だってさ」
ん?ちょっとまて
「大ちゃんが怒ってたの
大ちゃんに変なこと言ったお前のせいじゃねーか!!」
やぶ「あ、そうだね」
悪びれてもねーじゃん!
というかこいつ腕を大きく広げて何やってんだ?
「何やってんの?」
やぶ「え、甘やかしてくれるんでしょ?
へい!かもーん!」
「お前頭大丈夫か……?
それに『甘やかしてくれる』なら
お前が手を広げてちゃ意味ないだろ」
やぶ「………そっか!
じゃあ薮、オレを甘やかしてよ」
「は?いやだし」
やぶ「大ちゃんも言ってたじゃん!ね?」
………こいつムカつく
「は?しねーよ」
やぶ「うん、知ってた (笑)
でもね、大ちゃんの言う通りなんだ
やっぱ、拒絶されるのは辛いな、うん」
こいつ、ズルい
そんな悲しそうな顔で言うなよ
なぁ、お前ズルいよ
「…………光」
やぶ「なーに?どーしたの?」
ぎゅっ
自分からオレの姿の光に抱きついた
………いや、光を抱き締めた
やぶ「や、ぶ…?」
「きょ、今日だけだからなっ……////
5秒ほどそうしていたけど………もうムリっ!!
自分で自分を抱き締めるとか
違和感しかないし、ムリっ!!
やぶ「え、薮?これで終わりなの!?」
「終わり終わり」
やぶ「えーーもっとしてよーっ!」
「もうムリ、これ以上は出来ませーん」
やぶ「えーっ!?」
「で、でも………
もとに戻ったらもう一回だけしてやるっ/////」
やぶ「え、本当に!?」
「う、うん (コクリ)
やぶ「楽しみにしてますっっっ!!!」
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作者名:かたつむり | 作成日時:2017年6月22日 18時