その2 ページ16
イった後のぼんやりとした頭で
光を見るとローション?的なものを手に塗っていた
「ひ、か、何して……?」
ひか「え?何って初めては痛いだろうし
薮のためにローション塗っててあげてる」
「ねぇ、まさかとは思うけど
塗ってどーすんの?」
ひか「こーするんだよ」
そう言うと同時に光の指が一本
オレの中に入ってきた
「ちょっ、さすがに嫌っ!
ぬい、てっ!」
ひか「えーっ嫌だよーぅ」
そう言ってぐるぐると中で指を動かしはじめた
変な感じて気持ち悪いっ………
「汚いしっ、ぬ、けっ!」
ひか「全然汚くなんかないよ?」
「汚いだっ……っうんっ」
いきなり2本目の指が侵入してきた
でも違和感はあるけど痛くはない
自分の体なのに、自分の体じゃないみたい………
ひか「あら、2本目もすんなり入ったね
良かった良かった……」
2本入ったこともあり
光はぐちゃぐちゃと中をかき混ぜてきた
気持ち良くもないし、悪くもない
“変な感じ”としか言いようがない
<15分後>
いつの間にか指は3本に増やされ
それぞれがぐちゃぐちゃと
オレの中をかき混ぜていた
「ひゃぁぅっ!」
一本の指がある一点を刺激すると
今までとは比べ物にならないほどの高い声がでた
自分の声ながら女みたいで気持ちわりぃ……
ひか「ここが薮のいいトコなんだね!」
そう言ってニンマリと笑った光は
そこだけを集中的に攻めはじめた
「うやっ……んうっ!……も、いやっ…」
何これ、何これ、怖い、嫌っ
頭はふわふわとかびりびりするし
自分が自分じゃないみたいだし
高い声でちゃうし
もういや、怖い…………
そんなオレの心をよんだのか
ひか「大丈夫だよ薮、安心して?」
と、優しい笑顔で、優しい声で
光が言った
相変わらず刺激はやまないし
高い声は出るけど
“怖い”という気持ちが無くなったのは分かった
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作者名:かたつむり | 作成日時:2017年6月22日 18時