Jumble of Stories [JUMP×JUMP]

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hk.side




やぶ「ひっかるぅ〜
たぁーだいまぁーっ！」



夜中の三時を回った頃


べろんべろんに酔っぱらって
嫌になるほど上機嫌で



ふらふらと薮が帰ってきた




「遅いんだよ。気を付けろ」



そう言って体を支えると


ぐでん、と完全にこっちに全てを預けてくる



やぶ「んー、だってぇ…りょーすけが
はなしてくれなかったんだもーん！」



はぁ、やっぱりか



「今日は山田？」




やぶ「んー、そ！」



あいつ、酒は飲ませんなって
言ってるのに………




「楽しかった？」



やぶ「ふつー！ひかるが一番だもん！」




ま、お酒飲むとデレデレして
きてくれるからいいんだけどね。



山田にもこんな姿を見せてたのかと
思うと腹が立つ



「はいはい、」



軽すぎる体をお姫様抱っこして

寝室まで運び、優しく投げ下ろした



やぶ「えぇ、オレ疲れたぁ……
寝たーの！」



「薮、薮の彼氏はだーれ？」



やぶ「ん、ひかるぅ。」



「なら、いいよね？」



肯定の意味か、伏せられた目



少し前まで
山田の唇と合わさっていたはずの



薄い唇に、噛みつくようにキスをした

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