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「はあ、またか」
呆れた顔で廊下を見る
次郎は隣のクラスだ
はっきり言って次郎はもてる
いつも下駄箱はラブレターでたくさん
さらに困るのは次郎目当てでさっかー部に入部してまったく仕事をしないことだ
「あの、佐久間さん」
突然声をかけられた
「その、おはよう///」
「ええ、おはよう」
この人は確か同じクラスの男子だ
どこにでもいそうな男子
なので顔ははっきり覚えてないのだ
(一郎太のほうが断然かっこいいもん//)
そうして顔が赤くなる
「あの、顔が赤いよ」
「べ、べつに、何でもありません！」
勘違いしたのかさらに話しかけてくる
「佐久間さん、あの・・・」
「そろそろ先生が来る」
そういうと彼は席に戻った
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作者名：風丸紗夜 | 作成日時：2017年7月23日 22時
