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御幸side



その後校門まで楓ちゃんを


倉持と一緒に送り届けて俺たちは寮へと戻った。


大会の翌週は土日のどっちか午前練だったよな〜


俺はスケジュールを見ながら確認する。


もしAちゃんが空いてたら誘ってみるか


早いほうがいいだろうけど、俺も大会や練習あるし


携帯に登録されている彼女の名前を探して


電話をかけてみる





結構待って見たけど出る気配がなく


また後でかけてみることにした


先に風呂でも入ってこよう。






Aside



今日はあんなことがあったから


早く帰って寝たかった。


布団が恋しい。


なんだかもう何もやる気も起きないし。


自宅の部屋でボーッとしてたら


携帯が鳴っていることに気づいた。



あ、やば。

いつから鳴ってた?



ディスプレイには《御幸先輩》と表示されていた。


御幸先輩?今一番関わりたくないのに。


先輩からの着信をわかってて出ないのは良くないと思い


携帯を手に取ったが同時に電話が切れてしまった。


うわー、最悪じゃん。


かけ直そうかな、どうしようかなと思い始めて五分が経った。



お風呂入ってたことにしよう。



ようやく決心がつき、折り返しの電話をしてみるも
御幸先輩は出ない。



「はぁ...。」



ため息が声に出る。


とりあえず寝る支度を先にしよう


歯磨きや明日の準備を済ませ、布団に入る。


電話...もう一回かけてみたほうがいいのかな?


そんなことを考えていると


画面に再び《御幸先輩》の文字が表示された。





.

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設定タグ:御幸一也 , ダイヤのA , 純愛
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作者名:Ruru | 作成日時:2016年12月2日 8時

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