御幸先輩と初恋２ (ページ2)

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御幸side

倉持に理由も伝えられず呼び出された

もう練習は終わったけどどうしたんだろう

俺が連れてこられた場所には楓ちゃんがいた。

御「あれ？今日はAちゃん一緒じゃないの？」

『はい、1人できました。』

倉「さて、楓ちゃん、御幸に直接言ってやりな」

『あの、Aがですね』

御「Aちゃん！？」

急にAちゃんの話しだしたからちょっと焦った。

『女の先輩方に呼び出されて、御幸先輩に近づくなって言われたみたいで』

嘘だろ？俺が原因でAちゃんが？！

俺は焦って携帯で電話をかけようとする。

『Aにかけちゃダメですよ！』

楓ちゃんから止められる。

倉「本人は御幸に言いたくないって言ったそうだ」

御「本当か？」

『はい。だから今はまだ言わない方が』

そっか、知らない間に俺が傷付けてたみたいなもんか。

倉「でも直接解決した方がよくね？」

『Aと2人でってことですか？』

倉「まぁ、学内じゃ敵が多くて会いにくいだろうし」

御「休みの日に誘うってことか...」

『学校の外で会ってもバレないですかね？』

倉「バレたらバレたで御幸は守ってやれると思うけどな」

御「あぁ、もちろんだけど」

『ただ、Aが素直に会いましょうっとは言わないと思います』

倉「だよな、どーするよ、御幸」

御「何か理由つけて誘うしかねーよな」

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