〜[俺物語!!]複雑恋愛関係〜

藤真の告白 ページ25

突然告白されたA

訳が分からず立ち止まっていると...



藤真「A。俺と付き合ってくれ」

A「あ、あのさ賢人。私...今さっき振られたばかりで今そーゆーのは考えられないってゆーか何てゆーか...」

藤真「わかった。時間はやる」

A「さんきゅ」

藤真「俺、本気だから」

A「わかった」

藤真「...んじゃな」

A「うん...」




藤真はそのまま屋上を後にした。


そして病室に戻ったA




猛男「姫。遅かったな」

A「あ、うん。ちょっとね」

猛男「学校には言っておいたか？」

A「うん。今日は三人とも休むって」

猛男「よっしゃぁ！勉強しなくて済むぜ！」

A「まぁ今日一日はいいんじゃない？」

猛男「姫が優しいぞ...」

砂川「姫が優しいのはいつものことじゃん」

A「！？砂！！」(ギュッ

砂川「心配かけてごめんね」

A「良かった...無事で...」

砂川「...泣くなよ全くw」

A「いつ起きたの？」

猛男「姫が出て少し経ってからだな」

A「良かった...痛くない？大丈夫？記憶ある？」

砂川「大丈夫だよ」

A「砂。言わなきゃいけないことある」

砂川「...何？」

A「っ...私、猛に告白した」

砂川「うん」

A「だけど振られた」

砂川「うん」

A「凛子ちゃんが好きなんだって」

砂川「うん」

猛男「お、おい姫...？」

A「だけど私、頑張ったよね？9年間の想い...無駄じゃないよね？」

砂川「うん。姫はよく頑張ったよ」

A「うぅ...砂ぁぁぁぁぁぁぁ！！！泣」

砂川「よしよし(^_^)ノ」

猛男「何かごめん...」

砂川「なんで猛男があやまんの？」

猛男「いや...なんか...その」

A「もういいよ。私は別に猛を責めるつもりは全然ないし！むしろいってスッキリしたって感じ！だから猛も...凛子ちゃんに振り向いてもらえるよう頑張れよ！」(ニカッ

猛男「っ！おう！！」

砂川「二人共ここ病院...」

入院部屋の夜→←屋上

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す